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会見・コメント

2021-01-31 09:00 追加

東レ・黒後愛主将「私が熱く燃えていかないと駄目だなと思いました」 V1女子記者会見

2021/01/30 東レvsNEC 東レ会見(東レ)

SV女子

2021年01月30日にウカルちゃんアリーナ(滋賀)で行われた2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN、東レアローズの記者会見コメントをお届けする。

01月30日 東レ 3(19-25、19-25、25-23、25-22、15-12)2 NEC

●黒後愛主将

今日はとても激しい試合だったと思いますし、その試合を勝つことができて嬉しいです。

●石川真佑選手

相手のNECさんも今週この1試合にかけてきたと思います。序盤からうまく流れを作れなくて、個人的にも2セット目はうまくいかないことがありましたが、代わった選手が助けてくれて、今日は全員でしっかりと勝てた試合なのかなと思います。

――黒後選手に。セッターが白井(美沙紀)選手になってからサイドの選手が気持ちよく打っているように見えたがどのように変わったか?

黒後:ライトからのスパイクが決まりだしたのは白井さんが入ってきてからという感覚があります。シャットされる場面やミスがあったので、その点は詰めていかないといけないです。

――石川選手に。2セット目下げられた理由をどう思ったかとその時の心境を。

石川:自分が代えられるのはサーブで狙われて崩れる場面が多いです。そこでサイドアウトが切れないと思っていました。今シーズン入るにあたってサーブレシーブは自分の中の課題だったので、そこで流れをうまく作れなかったときにそのようになってしまいます。代えられたときはそこを変えないとと思いました。外にいて第2セット終盤で入るぞと言われたときは取り返しに行かないといけないなと思ったので、外でも声をかけながらもしっかり動いてチームに貢献しようと思っていました。

――スパイクの際、NECのセッター澤田(由佳)選手のブロック対する対応を後半のセットで変えたことやサーブの狙いを変えたことについて。

石川:私がスパイクを打つときにセッター(の澤田選手)は背が低いけれど、しっかりジャンプをしてきますし、前半そこで下に打っている場面が多かったなと思ったので、そこで長いコースを意識するようにしていました。サーブのもともとの狙いが5番(バックレフト)でしたが、狙ったコースにうまくいかなかったので、自分の得意コースにしました。

――黒後選手に。ホームゲームでしたが無観客試合、リモートマッチになりました。どういう思いで臨んだか?

黒後:コロナ禍の影響で試合が中止になっていたりするのでホームで試合ができることを嬉しく思います。だからこそ勝ちたいという思いがあって、その思いが強すぎたというか…硬くなっている部分があったと正直思っています。チームの外も中も一体感から今日の試合勝てたかなと思います。

――今後リモートマッチで映像のみでしか試合を見られない状況で、どのようなプレーを見せたいか?

黒後:映像でも自分の思いだったり、私たちの伝えたいことをしっかり届けられるように「熱い思い」というのをプレーで表現して、見ている人たちも勇気づけられたりとかバレーボールがこんなに面白いんだと思ってもらえるようなプレーができるようにしたいです。

――今日の1、2セット盛り上げられていないように見えたが、その後どのようなきっかけで一体感が増したと感じているか?

黒後:「私がまず」と思いました。「私が熱く燃えていかないと駄目だな」という風に思いました。そこを一番大切にしてきたのですが、そこがなかったのかなと今日は思っていたので。スイッチをみんなで入れてもらえてというところです。

――相手の2位のNECで(同じ日本代表の)古賀(紗理那)選手、曽我(啓菜)選手がいましたがどういう気持ちで試合に入ったか?

黒後:チームメイトとコミュニケーションをとって、どうしていこうかなというのを目で会話できているかと思っていたのですが、自分たちが思っていないような展開が試合では待っているので、その状況で楽しめたり、強い気持ちでいられたりということが大切だと思いました。

石川:この試合も負けられない試合だなと思っていました。試合が終わってみると自分の中で気持ちが入りすぎていた部分がありました。どのチームと当たっても勝ちに行くというのはそうですが、力が入りすぎて自分のプレーが空回りすることが多いです。

――古賀選手に軟打で落とされることが多かったが、止められない一番の理由は?

黒後:紗理那さんを見ていて、ずっとゾーンに入っているイメージがあります。どんな状況でも決めてくるし、サーブレシーブも安定してます。紗理那さんを見ていて(自分が)スイッチを入れられた部分があります。

石川:NECさん自体速い展開というのもありますが、トスの速さで相手のいないところでスパイクを打つ、2枚揃っているときだったらフェイントする、そういうことを混ぜるところがうまいなと思うので、そこは私もやっていきたいなと思います。

――ここまで連勝できている理由は?

黒後:「勝ちたいという思いの強さ」だと私は思っています。技術ももちろんですが、思いがないとそこにたどり着かないなと思っているので、皆がそれぞれの思いを一つにして戦えているから勝利できていると思います。

――シーズン終盤で総仕上げの時期の一方、不透明な部分があるが、自分の心の軸をどこに向けて戦っていくか?

黒後:コロナ禍のことがありどうなるかわからない状況での試合、練習が続いています。今この瞬間を大事にするしかないと思っていて、当たり前のようにバレーができているこのような状況は嬉しいことですし、本当に感謝しているので、全力でやるだけです。

石川:目標は優勝することですが、1試合1試合全力で戦っていかないといけないなと思っています。練習の1本1本から執着心や全力でやるという風に試合に向けてしっかりやっていきたいです。

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