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会見・コメント

2021-02-18 17:39 追加

群馬銀行・松尾奈津子「もう一度Ⅴリーグでやりたかった」、大野石油・鈴木輝監督「北川海育はチームを背中で引っ張ってくれる」 V2女子会見

V女子

●高橋悠監督

リーグも残り3試合。多大なご迷惑をかけてしまった中、支援して見守ってくださる皆さんに感謝したいと思います。サポートしていただける方々がいて、コートに立てました。今日はその気持ちを選手たちがしっかり表現してくれて、勝てたことが良かったなと思います。リーグ戦が約2か月空いた中で、選手にも不安があったと思うのですが、コートの中でのびのびとプレーをしてくれて、結果にも結びつけてくれました。

――今日の勝因は?

高橋:メンバーやポジションを少し変えて、今日の試合に挑みました。セッターの持っている長所がコンビの中で活きたところが勝ち切れたポイントだと思います。途中から守備で出たレシーバーの吉岡みなみ、リリーフサーバーで出た藤原愛、スパイカーの坂本陽菜、リザーブの選手が良い仕事をしてくれました。彼女たちが自分の仕事を果たしてくれたので、ビハインドの中でも追いついて逆転できました。大きな収穫だったと思います。

――新加入セッターの松尾選手。試合を通しての評価は?

高橋:彼女はキャリアのある選手ですから、今日の出来ではまだまだ。でも、加入して約3か月ですし、今はコンビを合わせることで精一杯だと思います。まずは今日、1試合通して最後まで上げ切ったことを評価したいですね。これからもっと良い部分を引き出せると思います。スパイカーと連携を取ってコンビネーションにつなげるということが今後の課題になってくるかと思います。

――具体的には?

今日はうちのミドルの印象が薄かったと思います。もっとミドルを活かせればチームのオフェンス力が上がりますので、そこをしっかりと詰めて、2週間後(アランマーレ戦)にはもっといいチームを作りたいと思います。

――勝負所で田中選手にトスを集中させていました。トスワークについては?

高橋:エースの力を引き出すために勝負所で丁寧に上げていました。(田中選手が)のびのびとスパイクを打てていましたね。松尾はサイドへの丁寧さを持っています。スパイカーをしっかりと打たせたところはすごく良かったと思っています。

――田中選手がバックローテに回った時、吉岡選手を投入されたのは?

高橋:昨シーズン、最高殊勲選手賞を取っている選手です。チームの最上級生としてメンタルの分でもサポートしてくれる選手です。終盤をしっかり固める意味でも彼女を起用しました。

――オポジットに新井(祥)選手を起用されました。この狙いと評価は?

高橋:彼女は学生時代にもオポジットの経験があります。ライト側でスパイクの強打ができるイメージがあります。2番のアウトサイドヒッターで起用した際でも、S1の時にはライトから打つシーンがありますね。数字を見返してライト側での決定率が高かったので、オポジットで起用しました。

――アランマーレ戦に向けて。

高橋:アランマーレさんは勢いのあるチームだと思います。1レグでは3-0で勝ちましたが、その結果は忘れて、相手の勢いに負けない良い準備をして戦っていきたいと思います。

――優勝するなら今日を含め3連勝、チャレンジマッチに行くにはこのあと2試合を勝つことが条件です。今日はどちらに重点を置いて戦いましたか?

高橋:選手たちは常に勝ちを意識して戦っていると思います。自分の口から「絶対勝つ」とは言いませんでした。今できること、最善のパフォーマンスを出すということに注力していきました。

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