2021-02-18 17:39 追加
群馬銀行・松尾奈津子「もう一度Ⅴリーグでやりたかった」、大野石油・鈴木輝監督「北川海育はチームを背中で引っ張ってくれる」 V2女子会見
V女子
●鈴木輝監督
第1セットは、自分たちのいい流れがありました。終盤に攻撃が単調になったところをブロックでワンタッチを取られて、切り返されてしまいました。大事なところでスパイカーが決め切れなかったことは敗因のひとつかなと思います。今日は少しサーブが弱く、相手のレシーブを崩せずに、コンビでやられた印象があります。
――昨シーズンのテーマにサーブの強化がありました。
鈴木:今シーズンもサーブの強化を選手に言ってきました。それがきちんと出る試合と、サーブが弱くなる試合が分かれていました。サーブで決め切れている試合は自分たちのいいリズムができています。(気持ちが)守りに入って相手に緩いサーブを打ってしまっているとき、相手にいいように攻撃をされて負けるという試合が多かったです。
――今シーズン新たに取り組んだことは?
鈴木:コンビを増やすことです。昨シーズンは攻撃が単調でした。スパイカーを動かしたり、中のコンビを増やしたり、速攻の種類を増やしたり。来シーズンは全ての試合で持っているものが出せるように意識して、練習をしていきたいと思います。
――中心選手である北川選手について、どのように評価していますか?
鈴木:彼女が軸になって攻撃を決めてくれました。周りの選手を背中で引っ張ってくれる選手です。彼女がいないとやっぱりチームが成り立たないといいますか、彼女が決まるとチームの雰囲気が良くなって盛り上がる。すごく助かっています。
――第3セット、リードしながら逆転を許したのは?
鈴木:アウトサイドヒッターの決定率が上がらなかったので選手を代えましたが、そこで流れを切ってしまったかなと。セットを決めにいきたいという自分の気持ちがはやって他の選手を入れたのですが、(セッターの組み立て自体が変わってしまって)流れを崩してしまいました。自分の采配の失敗だったと思います。
――来シーズンに向けて。
鈴木:コロナ禍の中でも試合ができました。協力してくださった方々に感謝して、来シーズンは全試合でうちの色を出し、大野石油らしいバレーを見せて、ファンの皆さんを元気づけていきたいなと思っています。
撮影 堀江丈
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