2021-06-20 17:40 追加
元Vリーガー・北沢浩の「バレーボール質問箱」VNLカナダ戦レポート 厳しい流れの中でも希望は見えた?
北沢浩のバレーボール質問箱
全日本代表 男子
元Vリーガーの北沢浩さんによる「バレーボール質問箱」。今回は開催中のネーションズリーグの中から、カナダ戦を取り上げてレポートしていただきます。試合は厳しい流れでしたが、内容について一つ一つ追って説明をしていただきました。
今回はVNL(バレーボールネーションズリーグ)の日本vs.カナダを北沢目線でレポートさせていただきます。
よろしくお願い致します!
さて、今回のカナダというチームの立ち位置ですが、FIVB世界ランキング(2019年)7位、VNL(6/18現在)10位となっております。
一方、日本は前者10位、後者10位です。
つまり、少々格上といったところでしょうか。
※VNLはどの国も若手育成等の方針により、メンバーを流動的に変更する傾向があります。
そのため本大会の順位はそこまで重要視されていないように感じます。
前置きはここまでにして、レポートに入らせていただきます!
——————–
まず、スターティングメンバーです(サーブ順、敬称略)
関田、石川、山内、清水、高橋藍、小野寺
途中出場:高梨、西田、大塚
次にゲーム全体を数字で俯瞰します。
試合全体としては、ストレートで日本が敗けました。
(22-25、23-25、18-25:合計63-75)
下の表を見てみると、
12点差(63点-75点)の内訳で大きい要素はブロック本数4点とサービスエース本数6点になります。
本ゲームに関して、日本はブロックとレセプションが弱い(またはカナダのブロックとサーブが良い)と考えられます。
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