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会見・コメント

2021-09-06 10:57 追加

中垣内祐一監督「五輪では選手は本当に集中力を切らさなかった。我々の現状の力は出せた。西田は五輪後の精密検査でも疲労骨折があった。私の進退については今は言えない」

全日本代表 男子

――五輪を経て、合宿が始まり五輪の影響を感じるか。

中垣内:17日に集合したときには当然のことながら、かなりコンディション的には低かった。これは戻るかな…という低いところからのスタートでしたし。いったん選手の中には燃焼しきったようなところが見られましたが、まあ徐々に上がってきたかなと思います。若い選手、新しい選手なんていうのもそういう意味ではチームにいい風を吹かせているかなと思います。五輪が遅れたこともあって、なかなかオリンピック前のような調子ではないというのが正直なところ。

――先程若い選手、新しい選手もと言われましたが、初選出の福山選手、小川選手、宮浦選手を選んだ理由。

中垣内:今年度登録の選手。宮浦に関して言いますと、サイドアウトの能力に関してはかなり高い。ボールタッチもいい。サーブも非常にいいものを持っています。課題はハイボールスパイクとブロック、ディフェンスというところになろうかと思います。今まで練習生で呼んだことはあったけど代表ではなかった。今回西田も清水もいない、彼にとっては大きなチャンスになる。

福山も今年初めて選んだ。昨シーズンそれまでよりも成長が大きく見られたので選出しました。攻撃で切れのある。ブロックも完成が早くなって上達が見られた。初めての海外勢との試合になるが大きいブロックの打ち方をより経験値を積んでほしい。

小川はVNLでどんどん使いましたが、特にフローターサーブのレシーブに関していうと技術力は高い。運動能力も高い、おもしろい、ムードも高い選手。よりジャンプサーブでの守備範囲を広くすること、強打レシーブを向上させることが彼の課題。若い選手で期待するところは大きい。

――宮浦選手に関して、実際に合宿に呼んでプレーを見て印象を聞きたい。オリンピックでかなり自信もついたと思うが、メンタリティの変化は。

中垣内:メンタリティの変化は公式戦を経験してないので感じませんが、やはり大きな自信になっただろうなと思います。ランキング14位から一歩一歩登っていって7位という成績まで行きましたけど、1戦1戦の積み重ねがあって、チームでここを目指すというチームワークで乗り切った。彼らは自分に対する自信とチームに対しての誇りは持ったと思います。

宮浦は、今までも練習生で呼んでますので、プレーも人となりもわかってはいます。シャープなスイングが身上ですね。そこは変わらない。今は、よりスパイクを広角に打っていくところ、ラインにしっかり打っていくところ、あとはディフェンスにしっかり取り組んでいるところです。

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