全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>コラム>河野裕輔のエール!第9稿 今年度最後の龍神たちの活動、アジア選手権終了に寄せて

コラム

2021-09-29 14:51 追加

河野裕輔のエール!第9稿 今年度最後の龍神たちの活動、アジア選手権終了に寄せて

全日本代表 男子

◆新戦力「MIYAURA」
 今回宮浦がシニアデビュー、そしてベストオポジット獲得と非常に喜ばしいニュースが伝えられた。彼の背中に書かれた「MIYAURA」が非常に頼もしく思えたシーンも1度や2度ではない。決して西田の代役ではなく、「MIYAURA」として堂々と戦ってくれた。デビュー戦であれだけの活躍は素晴らしいと思う。そしてまだまだ伸びしろが非常に多いというのも彼の魅力の一つであろう。日本のオポジット競争に割って入れるだけの可能性をしっかりと証明してくれた。この経験を活かし、今後の日本のオポジットというポジションを支えて欲しい。

◆中垣内監督退任にあたり
 アジア選手権終了と共にこのニュースが伝えられた。2017年からチームを率いて東京オリンピック7位という結果を我々に齎してくれた。長い事開くことの無かったオリンピック予選突破という素晴らしい結果だけでなく、戦術面においてもブランコーチとコミュニケーションを取りながら世界標準レベルに追いつく事ができた事に対し、最大の感謝と敬意を表したいと思う。

◆最後に
 これにて2021年の国際シーズンが終わりを迎え、いよいよ国内シーズンが始まる。
龍神メンバーが今度は好敵手となりそしてVNLやオリンピック、アジア選手権で戦った外国籍選手が今度は龍神達と手を組んで全国各地で熱戦を繰り広げる。おなじみのクビアクやクレク、ムセルスキーらワールドクラスの選手が目白押しだ。またアジア選手権で戦ったチャイニーズタイペイのの張選手はV2のヴォレアス北海道でプレーしている。男子V1は10月16日から、男子V2は10月30日から、男子V3は12月4日から開幕予定だ。今年から観戦頂く方も、昨季以前から観戦いただいている方も、是非V1だけでなくV2,V3と沢山のゲームをご覧頂きたい。もちろん私も開幕を心待ちにしており、昨季以上のハイレベルなゲームを期待している。今季はどんなドラマが待っているのか、楽しみにしながら今回は筆を置かせていただく。
最後までお付き合い頂き有難うございました。

文責:河野裕輔
写真:縞茉未

※プロフィール 河野 裕輔(かわの ゆうすけ) 1975年8月1日生まれ ポジション OP.OH 古河4ますらおクラブ-古河2中-足利工大附高(現足利大附高)-中央大学-JTサンダーズ(現JTサンダーズ広島) 現在社業の傍ら、V.TVにて解説者、オーカバレーボールスクール埼玉校にてコーチ業を勉強中。

>> コラムのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック