2022-04-01 22:40 追加
埼玉上尾・青柳京古「相手のMBの本数が少なくサイドにつけば良いという展開に持ち込めた」東レ・越谷章監督「シーズン当初からコートの中にリーダーがいなく締める人がいない」V1女子会見
SV女子
■東レアローズ
●白井美沙紀主将(セッター)
今日と日曜日レギュラーラウンド2試合を残した中で自分たちが1位通過できる可能性を持った中での今日の試合でした。
絶対落としたくなかった1戦でしたが、出だしから相手のペースに乗せられて自分たちのペースをなかなかつかめずに苦しい展開になってしまいました。
一番の敗因としては、前回の試合よりディフェンスが機能せずにオフェンスが苦しくなってしまったことです。
苦しい中全チームがプレッシャーのかかっている中で勝ち切るということをしていかないとファイナルに行っても勝ち切ることはできないと思います。
もう一回自分たちのことを整理して振り返って日曜日の試合に臨みたいと思います。
●関菜々巳選手(セッター)
この2戦はファイナルに向けて重要な試合になると全員その気持ちはあったと思います。
その中で攻撃力があるという自分たちの持ち味が私のトスが安定しないことでチームのリズムを崩してしまうプレーしかできませんでした。
こういう試合の中で自分がどう立て直して勝ち切るかというところが重要だなと思い、立て直そうと思ってやっていました。
今日は立て直すこともできず終盤になってもチームの足を引っ張るプレーしかできなかったかなと思います。
●石川真佑選手(アウトサイドヒッター)
埼玉上尾さんとやった先週の試合は自分たちがいい雰囲気、状態で入れました。
今日の試合は相手が先週の試合に対して対応してくる場面で自分たちがブロックディフェンスが少しできていなかったなというのがあります。
そこを試合の中で修正できればよかったのですが、うまく回らずセットを落としてしまうところがありました。
残り1試合とファイナルで試合の中で修正してけるようにしていきたいです。
●深澤つぐみ選手(アウトサイドヒッター)
自分は途中から入ることが多くて、もっと勢いを出したりやるべきことをきちんとやらないといけないという中でミスが目立ってしまったり、消極的なプレーになってしまいました。
そこを反省して残りの1試合自分の役割を果たせるようにしていきます。
――白井主将、関選手、石川選手に。シーズン後半になってチームが成熟していく状況の中で約束事が守れないようなプレーが見受けられたがどのように感じているか?
白井:自分たちが序盤からオフェンス力を武器にやってきた分、(守備面で)上尾さんでいうとショートサーブ、真ん中にタッチボールを落とされたりなどそこに対応できなくなってきたときに自分たちの足が止まり粘り強いプレーができなくなると今日のような試合になってしまいます。
負ける試合はそういうケースが多い中で、自分たちのペースをどうやってつかむかというのは自身で作っていかないといけません。
プレー面ではない雰囲気や声掛けなど中のコミュニケーションをいうのが今日はうまくいっていませんでした。
関:流れが悪くなると各自で勝手な動きをしてしまいます。いいときには全て嵌っていい動きができますが、流れが悪くなった時にコミュニケーションがうまくとれていないことが多いと思っています。
苦しい展開になってきたとき、私たちは攻撃力があるので粘ってそこまで繋げれば良いのですが、繋げられないとどんどん淡泊になってしまい、ボールが落ちてしまうと今日のような展開になります。
そこはファイナルまでに修正していきたいと思います。
石川:ショートサーブについては前回もやられていて、今回修正できた部分はありました。そこからの自分たちの攻撃が決まらなくなりディフェンスとなったときに相手よりもディフェンスの粘り強さができていないと感じています。
そこは先ほど言ったブロックディフェンスができていなかったところがあります。
――関選手に。淡泊になった部分はセッターとしてどのように対応したか?
関:単純なことですが最後までボールを追うということです。そういうことができていないチームは最後まで勝ち上がれないのかなと思います。
今日はもっと追いかけられるボールがあったと反省しているところです。
――深澤選手に。内定選手として入ってまだ時間が経っていないが、チームのシステムを理解するためにどのように取り組んでいるか?
深澤:先輩方が一杯教えてくださって理解している部分はあります。まだ馴染めていない部分もあるので教えてくださったり自分から聞いているところです。
――チームに入る前に自分思っていたことで今生かせていることは?
深澤:自分は攻撃面が長所です。そういうところで2枚替えで前衛に入ったときは自分の攻撃面を生かしてチームに勢いをもたらすように意識しています。
――石川選手に。第3セットの最初でボールを誰も追いかけず越谷監督が厳しめの声を出していました。その後から喜怒哀楽が出ているように見えたが。
石川:今日は越谷さんが熱くなっているところで(実際)やっているのは自分たちです。
そこを自分たちからやっていかないといけないと思いましたし、メンバーチェンジで入ってきた自分より若いメンバーが多かったです。
そこは声を掛けて緊張、不安を解いて自信を持ってプレーをして貰えるように意識をしていました。
今日のようなゲームになったときに、声をかけていることが多いのでどの試合に対しても自分のやるべきところを変わらずにやらないとと感じています。
――セッターの白井主将、関選手に。今日の試合も踏まえて大事な大一番といわれる試合で自身、チームとして勝つために必要なことは?
白井:私自身プレー面では途中から入ることが多いです。少しでも流れを変えて勢いづかせる声掛けは中にいても外にいても変わりません。
今日は第1セット深沢と2枚替えで入って流れを変えた部分がありました。第2、3セット途中で入ったときにチームがガラッと変われるようにプレー面、声掛けで引っ張っていければと思います。
チームとしては、年明けから苦しい試合が続いている中でどこのチームに対しても同じ気持ちで入ることが最近うまくいっていません。
自分たちも感じていますし、スタッフからも言われています。ファイナルに行くにあたってどこのチームが来ても私たちは負けないんだという気持ちで入れるぐらいのメンタルの強さを全員が持っていないといけないと思います。
相手が、プレーがどうこうというより自分たちの中のこと、しっかり目を合わせることやコミュニケーションを取るという単純なことですがそれが一番難しいです。
チームの一体感を大事にここ2週間勢いも大切ですが踏ん張って耐えるところですので、誰一人後れを取らないように(チームとして)上から引っ張って下から持ち上げてということをしたいと思います。
関:先ほど言った通り自分の調子が悪かったときにどうやって立て直すかが自分の課題です。
調子が悪くなる前の自分の持っていき方、メンタルのコントロールを磨いていかないといけないと思っています。
決勝、レギュラーラウンドの1戦であろうが変わらない気持ちでの臨まないとといけないですが、レギュラーラウンドでも勝ち切らないといけない試合を落として甘い部分があるから勝ち切れないよねという話をしています。
その話をした後はできていても試合が続いていくとなあなあになってしまい、甘さが練習にも出ているところが今日の試合に繋がっていると思います。
まずはそこに入るまでの練習であったり、一本に対しての熱量というところを練習から上げていかないといけないということを感じました。
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