2022-08-08 11:06 追加
「ほぼ日本人」8年間も日本でプレーし続けたアメリカ人選手 ジェニファー・ドリスからのメッセージ
Others / SV女子 / V女子

日本のファンからも愛され「勝利の女神」というキャッチコピーがつけられた(写真:ドリスのFacebookより)
大学時代ともにプレーをした友人との対談では「学生たちには興味を持ったチームや指導者がいるのなら、自分からアプローチしてほしい。声がかかるのを待っていてはダメ。自分を最高のセールスマンだと思って売り込んでいくこと。自分からアクションを起こすこと。道を切り拓いていくには、それが必要」と話した。
「プレイヤーとして、あるいはコーチとして、いつかまた日本に戻ってきてほしい」と伝えると「そうしたいけれど、日本語はすごくハードですよね」と弱音を吐いてみせた。
日本語でインタビューに答えたアメリカ人が何を言うのだろう。コロナ禍が収束したら、また日本に来て「私はほぼ日本人」とおちゃらけていそうな気がしてならない。
—
最後に、ドリスが若い選手に向けて伝えたい「良いチームメイトになるための3つのTIPS」をご紹介。
その1
チームメイトとたくさんコミュニケーションを取ること。
たとえば練習前に「体調はどう?」と話しかけるだけでもいい。ゲーム中であれば「セット(トス)をもう少し高くしてほしい」とお願いするなど、積極的に会話をすることが大切。
その2
責任と主体性を持つこと。
チームは乗り物のようなもの。指導者はアドバイスや指示をくれるけれど、運転するのはあなただから。チームは浮きもするし沈みもする。目標を見失ってしまうチームメイトもいる。そんなときに周りを鼓舞し、立て直せるような選手を目指してほしい。
その3
怖がらないこと。
例えば、競った場面で怖がってミスをしてしまう選手を見かける。でも「怖がっていない」ことがチームメイトに分かれば「よし、彼女(彼)にボールをセットしよう」とチームメイトからの信頼を得られるから。
取材・文:高住翔
同じカテゴリの最近の記事
- 春高予選決勝で対決した2人が共に高みを目指す。埼玉上尾メディックス・山中宏予「この場所でプレーできていることに感謝」、入澤まい「当時、細田学園にボコボコにされたのを思い出しました(笑)」 SV女子 [SV女子] / 2025.11.14
- イタリアセリエAでコーチングを学び直す浅野博亮「ヴェローナの選手は学ぶことに貪欲で、意識がすごく高い。積極的に教わりにきてくれます」 [Others,SV男子] / 2025.11.10
- バレー界のレジェンドがついにSVリーグに登場! アンダーソンインタビュー「堺はとてもいいチームでSVリーグも高いレベルになるだろう」 [SV男子] / 2025.11.08
- NECレッドロケッツ川崎U15・柳田光綺監督「スポーツは言語化が重要、選手には人との繋がりを大切にすることを学んでもらいたい」 SV女子 [Others,SV女子] / 2025.11.04
- 高松卓矢、たかまつり再び。師匠・アンディッシュの教えを胸に福岡の地で監督業に挑む Ⅴ女子 [V女子] / 2025.11.02
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.










