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2022-09-28 07:00 追加

柳田将洋&本間隆太(ジェイテクト)が中学生を対象にバレーボール教室を開催。「現役選手だからこその新鮮なものを若い世代の選手たちに伝えたい」

V1リーグ 男子

教室終了後、両選手にこの日の感想と10月に開幕するVリーグに向けての抱負を語ってもらった。

■柳田将洋選手
僕自身は2回目の自分がメインで実施した教室でしたが、前回は高校生、今日は中学生ということで、新しいカテゴリーにトライさせていただくことができました。中学生が今、どんなスキルを求めているのかとか、そのレベルに自分がしっかり合わせて伝えられているのかというところも考えながらの指導で、この時間を通していい経験になったと思います。とはいえまだまだ2回目なので、「ここはもっとこうできたな」とか改善点も見えたので、自分が持っているものを、できれば現役のうちに新鮮なものを教えたいなということを考えると、なるべく早くそういったところも伝える力をつけていけたらいいなと感じました。

リーグに向けては自分自身のコンディションを徐々に上げることができているので、シンプルにそれをコートで発揮する準備が整ってきていると思います。チームとしてはまだ日本代表組が世界選手権直後なので、これから合わせていくことをイメージしていて、それに合わせて自分やチームも底上げにつながっていくところを期待しています。いいリズムでリーグに乗り込んでいくことができればいいなと思うので、そこに向けて自分もさらにコンディションを上げていけたらと考えています。

――「THE MATES」は今回2回目ということですが、今後はオフシーズンにまた企画するのでしょうか?

柳田:そうできればと考えていて、正直まだ半分くらいトライアル的なところもあるので、今後どのカテゴリーに配分していくのかということも、いろいろな方と相談しながら僕の経験を伝えていけたらと思っています。シーズン中は難しいかもしれませんが、逆にそういう時期だからこそできることもあるかもしれない。リーグ中が一番盛り上がっていると思いますし、そこでできるのであれば自分のコンディションの問題などとも相談しながら、例えばオンラインなども方法としてはあり得るかもしれませんし、そこもこれから考えていきたいと思います。

――本間選手も一緒に指導することになった経緯は?

柳田:プロ選手のスキルを若い世代に伝えていきたいということから、本間さんはジェイテクトのキャプテンでプロ契約ということ、リベロで海外リーグの経験(フランスリーグ)もあることから、お忙しい中時間を作っていただきました。

■本間隆太選手
僕も柳田選手と同じ気持ちで現役のうちに若いカテゴリーに自分の経験を伝えたいというのは前々から思っていました。個人で指導したりはしていたのですが、今回、柳田選手に声をかけていただき、自分自身もいい経験になりましたし、また機会があったら誘っていただけたらと思っています。
僕はリベロでやってきて、レシーブは自分なりにいろいろ研究してきたので、そういったところを中心に…。柳田選手は攻撃をすごくうまく伝えられると思うので、僕は守備的なところを若い世代にうまく伝えられたらと思っています。

リーグに関しては(9月17日の時点で)代表選手がまだ合流していないので、チームとしてはこれから完成していくのかなというところです。周りからは「(選手が)揃ったね」みたいに言われますが、「優勝」というのが先に来てしまうと足をすくわれたりすると思うので、リーグが始まってから1試合ずつチームとして完成していき、結果が優勝であればいいかなと僕は思っています。まずは開幕に向けて、代表選手が合流してから少しでもチーム力を上げていければいいかなという思いです。

――個人としてはいかがですか?

本間:こうしてオフシーズンに柳田選手のスパイクやサーブを受けることができるのは本当にいい機会だと思っています。代表から西田(有志)選手も帰ってきて、サーブやスパイクを練習で受けることができるのもこのチームでしかできないことだと思うので、そういう意味では日ごろの練習からお互いに切磋琢磨していい練習ができているなと感じています。

取材・文:高井みわ

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