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会見・コメント

2022-10-30 08:34 追加

サントリー大宅真樹主将「勝つべき相手に負けてしまってダメージが凄く大きい」山村監督「長いゴールを見据えて戦う」V1男子

サントリー会見

V1リーグ 男子

バレーボールV.LEAGUE DIVISION1MENの10月29日に甲府で行われたVC長野トライデンツ対サントリーサンバーズの試合後記者会見をお届けする。
昨季覇者サントリーは最下位だったVC長野に1-3で敗れた。

●大宅真樹

3-1で敗れてしまって、単純にこういう試合をしてしまったことに対して、キャプテンとして自分自身怒りというか苛立ちが今残っている状態です。

本当に変な言い方ですけど、勝つべき相手に負けてしまったことですごくダメージが大きい試合になって、今後のサンバーズが3連覇に向かってやっていく中でどんな相手でも僕らディフェンディングチャンピオン。僕らを潰しにかかってくるのは想定済みなんですけど、雰囲気も変えられず、対策もなく、何もせず相手のいのまま最後まで引きずって負けた。試合の中で打開策を自分たちで作ったり流れを変えるプレーもそうだし、自分としては声掛けもそうだし、もっともっと周りの選手を活かせる選手になりたいと今日の試合をして感じました。見に来てくださるファンの方に申し訳ない試合をしてしまった。終わってしまったので切り替えて明日、サンバーズとはなにかを考えながら気を引き締めてやっていきたい。

●藤中謙也
長野さんはすごいいいプレーをされていたことは間違いないですけど、どちらかというと僕らの方に改善点が多かった。1セット目はいい試合運びができたんですけど、2セット目は1セット目と同じような展開にならずに相手を乗せてしまった。中盤以降こっちの得点するところができなかった。

――お二人に。2セット目終盤、あそこでリードしてたところから逆転された、流れが変わったきっかけのプレーは。

藤中:こっちのサイドアウトがとれないシチュエーションがあったとき。のせてしまう。こっちがしっかりと決めきれないところがじわじわとゲーム展開を悪くしたのかなと思います。

大宅真樹:これっていうプレーは映像を見てないのでわからない。気持ちが入ってないわけじゃないんですけど、モチベーションがあげづらかった。1セット目に良すぎた展開で。多分それで2,3もリードされたとしてもどこかで負けないというのがあって、一定の気持ちというか淡々とやっていた。そこは3セット目くらいにコーチからも指摘されたんですけど、そこからも自分の中でも乗れずにやってしまっていた。どこかやっぱり2連覇して、自信がついたと同時に、鼻が伸びてることが自分の中であるのかな。
へし折って、もう一度プレイハードを体現しながらやっていきたいと思います。

――アライン選手がなかなか決定率があがらなかったが。
大宅真樹:コンビ的にはしっくり来てないわけじゃない。でも、アラインの方がセッターとマッチアップしている回数が多くて、そこの上から叩いてくれればもっと決まった本数が多いのかなと思うので、わざわざ高いブロックの方に打っていたイメージが多い。単純にボールに重さがなかった。原因は今日よる映像見たりコミュニケーションとったりして改善できればいいかなと思います。

●山村監督
負けてしまったので、あーだこーだいうことはないんですけど、負けてしまった原因は探していかないといけない。数字自体は大体の項目でうちの方が勝ってるですけど、セット3つ落としているのは何なのか。
終盤の競った場面でとりきれてないのが今年の課題かな。その展開にもっていかないような1セットみたいにしないと安心してみてられないのがサンバーズかなと思います。
昨季まで得意としていた終盤の競り合いが自分たちの強みだったのですが、今年メンバーも変わったところで強みとできていない。

――長野のセッターが変わったところで流れが変わったのでは。
山村:トスワーク含めてうまく使っていたなと思います。うちのディマが厚く行き始めてあっちのトスワークを封じてたんですけど、それをよく出し入れされて、ディマが離れていたときに使われたりして、よく見ていたのか、たまたまなのかはわかりませんが、出し入れがうまいセッターだなという印象。僕らはディマが前衛にいるときに特徴があるチームなので、そういうところを含めてトスワーク考えてあげているのかなと感じました。

――相手のサーブに揺さぶられていて、リベロの藤中颯志くんもバタバタしていましたが、喜入くん入れたりは?
山村:あまり考えてなかったんです。2ヶ月近く。今の形でもなれていないところはある。最後鍬田を入れても勢いが変えられない。ある程度予想してたんですけど、長野さんとこれだけせった試合になるとは思っていなかった。藤中兄弟のレセプションもあんなに多くずれすることはない。ブレイクされているポイントが多くて。そこをかえて落ち着かせるよりも、今のサンバーズの課題を出し切ったほうがいいのかなと。長いゴールを見据えて、その場しのぎの対策ではなく考えながらやってたりしてる。本来であればアラインのかわりに鍬田ではなく藤中謙也のところに鍬田を入れたかった。一概に人を変えればうまくいくわけでもないので。

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