2022-11-26 02:24 追加
NEC・山田二千華「ブロックにオフェンス力をプラスして、チームの力になりたい」、姫路・宮部藍梨「ミドルとして、新しいこともできるようになってきた」 V1女子会見
11月19日 NEC対姫路 会見コメント
V1リーグ 女子
11月19日にトッケイセキュリティ平塚総合体育館(神奈川県平塚市)で行われたバレーボールV1女子、NECレッドロケッツ対ヴィクトリーナ姫路の試合後の会見コメントをお届けする。
NEC 3(25-16、25-19、25-17)0 姫路
■ヴィクトリーナ姫路
●松本愛希穂選手
今日の試合を振り返って、チーム的にはやりたいことをやらせてもらえないゲームだったという感想です。
●宮部藍梨選手
開幕戦の1勝以降、一度も勝てていないという苦しい状況が続いていて、とにかく1勝でもという気持ちでみんなで練習して挑んだ今日の試合でした。前半から中盤あたりは結構自分たちで流れを掴みきるまではいってなかったものの、トントンのゲームができたと思うんですけど、終盤にかけていいところで流れを止められて、持っていかれるというか、そういう部分で自分たちはまだまだ未熟な部分があるなと感じました。今日で終わりではないので、そこをまた修正して、いい結果が残せるように頑張りたいです。
――松本選手に。ご自身の役割と今日の試合の手応えは?
松本:自分の役割としてパスやディフェンス面だと思うので、パスは自分の中で第一優先しています。ただ、ディフェンスは守りですが、攻めるディフェンスを常に意識していて、今日もそれを意識して臨みました。手応えとしてはオフェンス面でまだ未熟だなと。いつも自分が気持ちよく打っているところは相手には決まらないと感じたので、修正していきたいと思います。
――松本選手に。ケガから復帰のシーズンとなりますが、どんな気持ちでコートに立っていますか?
松本:ケガをして、復帰する段階の時にリベロを経験させていただいたのですが、そのおかげでディフェンスに対する考えや、自分がディフェンスに入っている時にこの選手はスパイクがとりにくいなとか、そういうキャパのようなものが広がってきたなと。でも、まだ自分の実際の体とプレーにギャップがあるので、そのギャップはもっと埋めていきたいなと思っています。
――試合勘はケガをする前ほどには戻っていない感覚ですか?
松本:もっとできるなという感覚があるので、復帰したからいいというのは全然なく、チームに貢献していなかったら意味がないと思うので、もっと詰めていきたいなと思います。
――今シーズンの目標は?
松本:先ほどお話ししたように理想と実際の体とのギャップがあるので、本当はフルで全部出たいと言いたいですけど、不安要素も少しはあります。でも、総力戦だと思っているので、チームがきつい時こそ、自分が少しでもディフェンスからチームの流れを変えたりとか、そういう意識を持ってやっていきたいです。
――宮部選手に。今年、日本代表で初めてミドルブロッカーに挑戦し、チームでも世界選手権後に合流した中でミドルで出場していますが、チームにフィットした感覚や手応えは感じていますか?
宮部:セカンドテンポで打つことが先週までは多く、先週の敗戦を踏まえてファーストテンポで打てるように練習はしてきていて、今日の試合、それで何本か決まったりしていたので、そこの部分では今までできていたことプラス新しいこともそこに加えてできるようになってきています。ブロック面でも、スイッチしたりとか、そういう部分では前よりは、よりチームの中でシステムを作ってできるようになってきているので、そういう部分ではチームらしい動きはできてきているのかなと感じています。
――今日の試合はサーブがよかったと思いますが、日本代表を経験したことによりサーブが向上した手応えはありますか?
宮部:そうですね。代表にいる間は、私自身が最初はサイド、その後ミドルもという感じだったんですけど、どちらのポジションでも1番目に起用される選手ではなく、3番手、4番手の選手だったので、他のミドルやサイドの選手と差をつけるためには、やはり途中出場で何ができるかということが一番求められていることだったと思います。リリーフサーバーでサーブから入って、そのまま前衛に入ることも多かったので、サーブをすごく意識して練習していました。今日は(その成果もあり)、サーブで相手を崩したり、サービスエースもあったので、よかったなと思います。
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