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会見・コメント

2022-12-08 08:00 追加

東レ・富田将馬「第3セットを取り切れず、第4セット序盤からムードを持っていかれて難しい展開になった」V1男子会見

V1リーグ 男子

●篠田歩監督

相手の攻撃がかなり強く、うちも結構(ブロック)タッチを取れていましたが、フィニッシュのところが堺とウチの違いだったかなと思います。

――センター線(ミドルブロッカー)があまり使いきれていないように見えるが?
篠田:(髙橋)健太郎もずっと怪我をして今週やっと始めたばかりでそこまでコンビも合わせていません。
今後ウチはミドルの攻撃がポイントになってくると思います。
今日はウチのパイプ(バックセンターからのアタック)を消してきてそこでクイックを使えない、逆に言うとそういう状況を堺さんに作られてしまいました。
そういうときこそクイックを酒井、真子(康佑選手)もそうですが、相手の上をいく様なトスワークをしていかないといけないと思います。
今日は相手に嵌められたしまったのでそこが必要になってきます。

――ミドルブロッカーの選手をいろいろ起用しているが?
篠田:コンディションもありますし、相手に合わせてやっています。
西本はブロック、(上條)レイモンドは攻撃、難波(尭弘選手)はサーブというのがあります。
この3つを組み合わせています。健太郎はブロックが日本一だと思っています。
組み合わせについてはあまり(決まったものは)ありません。対相手という方を考えています。
コンディションが良ければ健太郎で行きますが、そこまで整っていない状況なのでこういう形にしています。

――ミドルブロッカーの昨日と逆のポジションにした狙いは?
篠田:クリス(パダルクリスティアン選手)の横に置くミドルはクリスのほうに打ってこないのでブロックできるメンバーが必要です。
普段は健太郎を入れていますが、コンディションが良くなかったのでブロックが良い西本を入れました。

――サイド(アウトサイドヒッター)は富田、小澤選手を起用しているが?
篠田:コンディションの部分でしっかりできるのがこの2人しかいません。2人は頑張ってくれていると思います。
チームを引っ張ってくれていると思います。
ここからは全チームデータが揃ってきて2人の特徴も研究してくると思います。
それを上回れないと今後数字自体が下がっていきます。
ともに研究して、データを出されたことを上回れるようなことが大事です。

――真子選手と手塚(大)選手を2枚代えで使ってきたが?この試合では効いた感じがあるか?
篠田:今後も使っていきたいです。手塚のブロックもありますし、真子も酒井と違うトスワークをするのでいいかなと思っています。

――年内最後のVリーグでの試合で総括でこの位置(3位:10勝4敗)で戦えていることについてとチームの完成度は?
篠田:もう少し勝てたかなという試合もありました。怪我人が多い状況の中、若手が相当頑張ってくれてチームとしては完璧ではありませんがある程度頑張ってくれているなという感じはあります。
ただここで停滞していたら、年が明けた時に勝てないと思います。
ここからもう一段階パワーアップさせないといけないと思っています。

――天皇杯に向けての意気込みを。(12月9日から開催、東レは12月10日の2回戦から出場)
篠田:2回戦で高校or大学のチームと当たりますが勝ちあがるとまた堺さんとやるということが考えられます。
優勝というよりもまずは堺戦が1つポイントになってきます。昨日と今日やったところをしっかり研究してウチの課題を見つけ出して修正をし備えられればと思っています。

写真:黒羽白

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