2023-03-18 09:22 追加
KUROBE・イヴェギン・トゥーバ「すべてのプレーが私の強みです。日本はラリーが続く。印象に残ったのはJT・林琴奈選手」 V1女子
V1女子 3月16日 KUROBE 会見コメント
V1リーグ 女子
3月16日に埼玉県立武道館で行われたバレーボールV1女子の試合後会見コメントをお届けする。
まだ記憶に新しいトルコ・シリアの大地震。
地震発生から2日後の2月8日。親しい人々の安否を気遣い、心に大きなダメージを負いながらも一人のトルコ人選手がVリーグの試合に出場し、試合後に気持ちを振り絞って心情を伝えてくれた。
KUROBEアクアフェアリーズでプレーするイヴェギン・トゥーバ。彼女の発言を受け、日本のバレーボール界にいち早くトルコ地震に対する支援の輪が広がった。
今回はプレーヤーとしてのイヴェギン選手に焦点を当て、会見コメントをお届けしたい。
(※イヴェギン選手のスピーチの全訳は2月9日のチーム公式Twitterに掲載されている)
埼玉上尾メディックス 3(25-15、25-15、25-19)0 KUROBEアクアフェアリーズ
■KUROBEアクアフェアリーズ
●イヴェギン・トゥーバ選手(アウトサイドヒッター)
残り少ない試合、もちろんすべての試合が大事ですが、その中でも特に土日の試合が重要になってくると思っています。そこに向けて、どうやってチームを持って行くか。そのことに重点を置いた試合になりました。
リベロ、オポジット、自分も途中からベンチに退きましたが、コートの中が普段とはかなり違うメンバーになっていました。
その中で私たちがどれくらい戦っていけるか、押していけるか、自分たちの全力が出せるかということに執着していましたが、負けという結果になってしまって非常に残念に思います。
ーーVリーグは試合も多いですし、週中の試合で特にスケージュールが厳しかったと思います。コンディションはどういう状況?
イヴェギン:少し思わしくないところもあります。土日に向けて100%になるように調整していきたいです。チームに今日何が足りなかったのかフィードバックして、成長ができるようにしていけたらと思います。
ーーVリーグの印象は?
イヴェギン:母国のバレーとの一番の違いはラリーが続くことです。日本はラリーが本当に多いと思います。自分の国では一発で決まることが多いので、ラリーが続くことに本当にびっくりしています。それに自分も対応しなくてはという思いがあります。そこがリーグの特徴かなと思います。
ーー監督からはテクニックに長けた選手だと聞いています。ディフェンスでの貢献も大きい、と。自分ではどんなプレーヤーだと思っている?
イヴェギン:確かに自分でもテクニックやディフェンスに強みがあるとは思っています。でも、自分のポジションはすべてをやらなければいけない。
ブロックも私の中では強みですし、アタックで点数を取ることも含めて、すべてにバランスが求められるポジションだと思っています。
ですので、全部が強みです(笑) バランスよくすべてのことができるのが自分のストロングポイントだと思っています。
ーー対戦して印象に残った選手は?
イヴェギン:JTマーヴェラスの林琴奈選手ですね。彼女もテクニックがすごい。サーブレシーブからブロックからすべての動きにおいてちゃんとバレーボールを「読んで」います。
先読みする力があって、すべてのことにおいてバランスが取れているのがすごいなと思います。
ーーシーズン終盤、チームにどういうものをもたらしたい?
イヴェギン:まずはこのチームに入れたこと、機会をくださったことに常々感謝しています。その感謝の気持ちを表すためにブロックとか、自分がやるべきことをやる。自分がチームにモチベーションを与えて、シーズンの最後を笑顔で終われるように。そういった貢献ができればいいなと思っています。
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