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バレーボールマガジン>会見・コメント>出場300試合達成、久光・石井優希「ファンの方と一体感を持って戦えました」、荒木彩花「焦っても演技で平常心を保っています」、JT・西川有喜「ミドルは初めてです」 V1女子会見

会見・コメント

2023-03-25 08:16 追加

出場300試合達成、久光・石井優希「ファンの方と一体感を持って戦えました」、荒木彩花「焦っても演技で平常心を保っています」、JT・西川有喜「ミドルは初めてです」 V1女子会見

V1リーグ 女子

●酒井新悟監督

第1セットは競った展開の中で、終盤までうちのチームが押されていた状況でした。そこでデュースを取り切れたことが結果的に試合のアドバンテージになったと思っています。
(勝因としては)レセプションアタックが50%を超えていること、サーブとブロックも機能したと思います。
JTさんは攻撃力のあるチームです。それを抑えるためにいかに相手の状況を苦しくするかというところが一つポイントでした。サーブで攻めてのブロック&ディグでしっかりと仕留めてくれたと思います。

ーー大きな1勝になりました。序盤JTのペースだったのを久光のペースに切り替えられたポイントは?

酒井:第1セットの中盤までは相手にフェイントを多く決められていました。こちらのコミュニケーションでのエラーが出ていましたが、終盤にはしっかりと前後の関係を作って相手が逃げてきたボールを上手く処理して(ファンヘッケ)リセの決定に持っていけましたね。
第2セット以降はサーブ戦術が非常に効果的に働いたと思います。相手のスパイカーの足止めができて、うちのブロッカーがマークしやすいポイントを作れたと思います。

ーーJTは和田由紀子選手をスタートで起用してきました。

酒井:昨日のゲームを見ても想定内ではありました。和田選手はスイングが速くパンチのある良い選手ですね。苦しいボールも何本も決められました。サーブもコントロールだけでなくジャンプサーブで強さもあります。まだまだこれからも伸びる選手ではないかなと思います。
ただうちもその和田選手を抑えて、最後はロー(カースタ)選手に交代するところまで持っていけたのは良かったと思います。

ーー西川有喜選手がMBに入っていましたが、そこへのケアは?

酒井:西川選手はブロックというよりオフェンスが狙いで入っていると思います。できるだけマークを厚くしたのですが、そこはなかなか対応しきれなかったというのが事実です。今日は西川さんに一番決められてしまったのではないでしょうか。
ただ、ポジションがミドルですから、(サーブでイニシアチブを取るなど)ミドルを使わせない状況は作れていたと思っています。

ーー長岡望悠、井上美咲の2枚替えがとても良く機能していますね。

酒井:昨日も大きな仕事をしてくれましたし、この2枚替えでブレイクがたくさん取れました。今日は戸江真奈もサーブから起用したのですが、代わって入った選手がしっかり自分の仕事をしてくれたと思います。

ーー荒木選手もしっかり数字を残しています。アタック決定率66.7%です。

酒井:前半は少しばたついたところがありましたが、試合の中で落ち着いて最後までしっかりやってくれました。サーブも工夫しながら打っていますし、ブロックでプレッシャーもかけています。
前半で相手のクイックに対して駆け引きで負けているところはあったんですけど、中盤以降リードブロックで相手の真ん中の攻撃に対してもしっかりタッチをとってくれたと思っています。

ーーチーム状態がとても良いですね。みなさん謙虚で「あまり前を見過ぎない」と常々おっしゃいますが、あえて今、優勝に向けてどう考えているかお聞きしたいです。

酒井:選手には「特別な試合はない」というか「毎回が特別」だから、と話しています。どんな状況であっても粘り強く戦う、負けても諦めない、常に全力でプレーすることで良いゲームをしようと言っています。
そうですね…一つ言うならば、今日はJTさんが相手でしたので、「決勝のリハーサルになるかも」とはみんなで話していました。キャプテンの大竹里歩を中心にチームは良い雰囲気で試合に臨めたんじゃないかなと思います。

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