4月8日、シティホールプラザ アオーレ長岡（新潟県）にて開催されたV・チャレンジマッチ（V1・V2女子入替戦）第1戦の会見コメントをお届けする。

第1試合

岡山シーガルズ　3（25-18、25-12、25-18）　0　群馬銀行グリーンウイングス

■岡山シーガルズ

●河本昭義監督

第1セットはお互い手探りのような感じでスタートしました。若干V1とは違うスパイクの間（ま）でしたので、第1セットの中盤までブロック、レシーブに戸惑いましたね。セット内に修正ができて、そのことで今度は相手がためらいがちになって来た。そこでストレート勝ちになったのかなと思います。
第3セット、リーグ中はスタメンで出ることもあった若手を投入しましたが、入替戦の緊張の中で…中本柚朱選手や佐伯亜魅加選手がお嬢さん顔をしてバレーボールをしていたのが印象的でした。

ーー群馬銀行の印象は？

河本：公式練習で見て、これは攻撃力のあるチームだなと感じました。

●川島亜依美主将（ミドルブロッカー）

入替戦で負けられない緊張感もあって、スタートでは少し硬さも見られました。その中でみんなで集中しながらストレートで勝ち切れたのは良かったと思います。

●金田修佳選手（アウトサイドヒッター）

上手く決め切れなくても相手のミスによって取れた1本というのが多くあり、結果的にポイントに繋がりました。
（自分たちの攻撃を）確実に決められるかと言ったら、そう言い切れない攻撃が自分の中でもチームの中でも何本かあったなと感じています。
もう少し攻撃面に対する厳しさだったり、守備ももう少し…高く正確に上げる、そういったことを明日はやっていけたらと思います。

●宇賀神みずき選手（セッター）

2段トスでも、もう少し正確に持っていける、もう少し落ち着いてプレーできる時間はあったと感じています。そこはしっかり修正したいです。

●高柳有里選手（アウトサイドヒッター）

自分個人のプレーでもスタートで硬さが出てしまったと感じる部分はありました。早く入りすぎてしまったり、慌ててしまう時間が多かったので、しっかり仲間とコミュニケーションを取りながら明日、もう一度気持ちを切り替えてできればと思います。

■群馬銀行グリーンウイングス

●齋藤真由美監督

監督に就任して初めての入替戦、全力を尽くしてチャレンジしましたが結果はこういう形になりました。正直、出し切れなかったなという思いがあります。明日もう一日ありますので、しっかり立て直して、またチャレンジしたいと思っています。

ーー岡山の印象は？

齋藤：どこのチームよりも組織の形がしっかりできているチームだと思います。ラリー中のトランジションの攻め方にもV1で戦ってきた経験を感じました。

●松尾奈津子主将（セッター）

出だしの部分で相手の独特の雰囲気にのまれないように、自分たちのリズムを作ろうと入りました。いい形では入れたのですがブレイクがなかなか取れずに、落としたくないボールを落としてしまって相手にリズムが行ってしまったな、と。そこから立て直すことができなかったのでそこが悔しいです。
自分は後から入る形でした。流れが悪い中で自分たちのリズムに戻そうと思ったのですが、第2セットではそれが力みになってしまいました。第3セットはチャレンジャー精神に立ち返って…最後の方は少し自分たちのバレーができたのかなと思います。

●田中瑠奈選手（アウトサイドヒッター）

自分の中ではそこまで緊張はしませんでした。サーブレシーブをする回数が少なかったので、もう少し攻撃面でチームに貢献することができたのではないか、と思います。スパイクが単調になってしまったり、前後の揺さぶりができず、得点源として貢献できなかった。悔しい気持ちでいっぱいです。

●古市彩音選手（セッター）

スタートセッターで起用してもらいました。第1セットから自分たちのバレーを展開していく気持ちで入ったのですが、やりたいことに対して若干かみ合わないところもありました。
シーガルズさんの（固い）ディフェンスから攻撃を返されてしまって、そこになかなか対応できない中で第1セットを落としてしまった。自分の中でも修正ができなかったり、簡単なコンビを組んでしまったり、スパイカーにも打たせきれないところがありました。

●ハンタヴァ・エヴァンゲリア選手（アウトサイドヒッター／オポジット）

この試合に向け準備をしてきて、この試合を楽しみにしてきました。チームの助けになるプレーをしたかったのですが、このような結果になってしましいました。明日はもっといい試合ができるように頑張りたいです。

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