バレーボールV1女子のNECレッドロケッツは25日、2022-23シーズンをもって井上琴絵、澤田由佳、サラ・ウィルハイト、吉田あゆみの4選手が退団することを発表した。今後については未発表。4選手のコメントは後日発表するという。なお、井上選手と澤田選手は5月1日から開幕する黒鷲旗大会にNECでの最後の試合として出場する。

　澤田選手は埼玉県出身。市立川越高から東北福祉大を経て、2019年に入団。セッターとして多彩なトス回しでチームに貢献し、今季はベスト6賞も受賞した。

　吉田選手は愛知県出身。古川学園高から2019年に同チームに入団。アウトサイドヒッターとしてチームを支え、入団年はサマーリーグ敢闘賞を受賞。今季開幕戦はV1で初スタメンを果たした。

　日本代表としての実績もある井上選手は京都府出身。京都橘高卒業後、JT→CSMブカレスト（ルーマニア）→デンソーを経て、NECに入団。リベロのほか、今季はリリーフサーバーとしても出場した。

　ウィルハイト選手はアメリカ代表。NECには2021年に入団し、2シーズン、同チームの外国籍選手（アウトサイドヒッター）として活動。今シーズンは故障で離脱した時期もあったが、皇后杯決勝、V1ファイナルで活躍し、2冠に貢献した。

写真：堀江丈、黒羽白