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会見・コメント

2023-06-23 01:45 追加

フィリップ・ブラン監督「私たちが気持ちで勝って大金星を挙げることができました」VNLブラジル戦後コメント

VNLブラジル戦 コメント

全日本代表 男子

6月22日にオルレアン(フランス)で行われたバレーボールネーションズリーグ日本vsブラジル戦後のフィリップ・ブラン監督コメントをお届けする。

■フィリップ・ブラン監督
タフな試合でした。第2セットが終わった後にリポーターから「何をこれ以上改善できますか」と聞かれて、「サーブとサイドアウト。そして試合は長くなると思います」と答えました。そのリポーターは笑っていましたが、私は正しかったです。ブラジルが異なる選手と異なるプレーで息を吹き返してきたので、予想よりもさらに長い試合になりました。しかし最終的には私たちが気持ちで勝って大金星を挙げることができました。またランキングのためのポイントも獲得できましたし、7勝を挙げたことでグダンスク(ポーランド)でのファイナルラウンド進出も近づきました。すばらしい結果です。

ー4セット目を取られてから5セット目に入る前に選手たちにはどんな声掛けをされましたか。

ブラン:テクニックや戦術も大切だけど、攻める気持ちや自分たちを信じる力がこの場面では一番必要不可欠であることを伝えました。そして彼らはそれを実行してくれました。

ー今日はオポジットに西田選手ではなく宮浦選手をスタートから起用されました。これにはどういう意図があったのでしょうか。

ブラン:西田は肩に少し痛みがありました。また宮浦がすばらしいオポジットであることは知っていましたし、ここまで彼は主にブロックでの出場に留まっていたので、もっとプレーしてもらう必要がありました。そして今日彼にはもっとプレーすることが必要だとわかりました。なぜなら試合序盤に苦労していたからです。しかし第5セットに彼はブロック1本、レフト側からのすばらしいスパイクが1本、そしてサービスエース1本があったので、上手くいったと言えるでしょう。

ー甲斐選手の状態は大丈夫なのでしょうか。

ブラン:彼は現在足の小指を疲労骨折していて、できる限り早くコートに戻ってこられるように治療をしています。

文・写真:堤敏樹

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