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会見・コメント

2023-08-18 13:09 追加

髙橋藍「銅メダルを自信にパリ五輪最終予選に向け、高い意識を持ち、さらなる進化を」

髙橋藍 VNLを振り返る

全日本代表 男子

7月に閉幕したバレーボールネーションズリーグ(VNL)で46年ぶりのメダルを獲得した男子日本代表。19日からはイランにてアジア選手権に出場し、9月30日からはいよいよパリ五輪の出場権を懸けて最終予選に臨む。

今回は21歳の若さで日本の中心選手の一人として活躍している髙橋藍選手のVNL銅メダル獲得後のインタビューをお届けする。本誌記者が開催地・ポーランドで取材を行ったメダル獲得直後の談話と、翌日にオンラインで行われた囲み記者会見のコメントから改めてVNLを振り返りたい。

銅メダルを獲得して

――銅メダルをとった瞬間、感じたことは?

髙橋:感極まりましたね。やはりこのためというか、ここで世界のトップスリーに入るためにやってきたところがあるので、それを成し遂げられて。いろいろしんどいこともありましたし、チームでずっと練習もしてきて、本当にチーム全員でとれたこのメダルだと思ったので、非常に嬉しいです。正直、まだ実感はないですけど、徐々に実感が湧いてくるのかなと思いますね。

――勝利の瞬間に目に飛び込んできたものは?

髙橋:何が飛び込んできたかな? なんかもう、 本当に興奮状態だったので、「勝ったんだ!」っていうのがすべてでしたし。でも、このためにバレーボールをしてきたので、やっぱりチームメイトの選手たちの勝った瞬間の笑顔がいちばん目に入った気がします。

――1セット目、少し調子を崩して、大塚(達宣)選手と交代して、その後も交代しながら戦い、まさに「誰が出ても強い」というところを表したと思うんですけど、ご自身ではどう感じていますか?

髙橋:自分自身のパフォーマンスとしても、もっと上げたかった部分はありましたけど、ギリギリのラインというか、気持ちの部分もしんどい状況が多かったので…。今日の試合も特に3・4セット目はイタリアにリードされる中で、チーム全員、自分自身もそうですけど、メンタル的にすごくきついシチュエーションがありました。でも、それは自分にとってもいい経験になりましたし、また次につながる課題だなと。その中でも自分の代わりに大塚選手であったり、それぞれの選手が代わりに出てきても、強い日本を見せることができた。チームスポーツなので助け合ってできるところはバレーボールのいいところであり、これからも日本が継続していかなければいけない。誰が出ても勝利につなげていけるところはすごく重要なので。自分自身ももっともっとパフォーマンスを終盤に上げていけたらよかったんですけど、その中でも、今日出せるベストパフォーマンスを出した結果が繋がったのかなと。本当に誰が出ても強い日本っていうところは、さらにこの先も求めていかないといけないなと思います。

――OQT(パリ五輪最終予選)に向けて、一言お願いします。

髙橋:世界と戦っていく上で、ここでまずは自信がつきました。でも、これがすべてではないので、次のOQTに向けてまたさらに進化をしていかないといけないですし、それぞれがまた高い意識を持って、練習に励んでいかなければいけないなと思います。

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