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会見・コメント

2023-09-22 08:09 追加

”世界に見つかった”和田由紀子「自分の中で”もうひとつ”は常に持っておきたい。プレーヤーとして注目しているのはトルコのメリッサ・バルガス」

パリ五輪最終予選/W杯 アルゼンチン戦 ブルガリア戦 和田由紀子コメント

全日本代表 女子

国立代々木競技場第一体育館で行われたバレーボールのパリ五輪予選/ワールドカップ2023第2戦・アルゼンチン戦(9月17日)、第4戦・ブルガリア戦(9月20日)から和田由紀子選手の試合後のコメントをお届けする。

――VNLでは「秘密兵器」のような役回りになりました。大活躍で「世界に和田が見つかった」と話題です。実際、海外チームからのマークは感じる?

和田:VNLも決勝ラウンドでは自分の得意コースが封じられていました。試合の中で焦ってしまう展開もあって。
VNL(開幕)の時は本当にノーデータだったと思うんですけど、少しデータが取られて…。
相手が臨機応変に対応してきた時のことを考えて、自分の中でもうひとつの対策というものを常に持って試合ができたらと思っています。

――代表ではJTマーヴェラスのチームメイト、林琴奈選手(JTでは主にアウトサイドヒッター)とオポジットのポジションを分担していますね。そのことで林選手とはどういう話をしている?

和田:相手のブロックのつき方とか、そういうことをお互いに共有するようにしています。

――和田選手は後から投入されてチームを上げて行く仕事が多いと思いますが、その役割についてはどのように感じている?

和田:自分のプレースタイルは「思い切って」やる。
途中から出ることが多いのですけども、JTでも途中からの出場が多いので、その起用方法は自信にできる部分かなと思います。
役割はそれぞれ違うと思うので、それをしっかり理解して、どんな時に出ても自分ができることは100%出せるようにしたいと思っています。

――ベルギー、トルコ、ブラジルと強敵が続きます。この中で特に意識している選手、注目している選手は?

和田:トルコのメリッサ・バルガス選手はプレーにも迫力があるし、特にサーブのところで学べることがたくさんあると思っています。いろいろな面を勉強させてもらいたい選手です。

――スタメンに対する意欲は?

和田:林選手と自分とではタイプが違うので、そこでガラッと変わって相手を困惑させられたらと思っています。

――その意味では、例えば和田選手が先発して役割が逆になってもいいのでは?

和田:「絶対スタートじゃなきゃ嫌」みたいな気持ちは…(笑) 代表1年目でまだ経験をたくさん積んでるわけでもないですし。
今は途中から出てしっかり活躍する、どうやったらその活躍できるか、ということです。
今、その経験がしっかり積めていると思うので、与えられた役割を大事にして、その中で期待されてることをしっかりできたらいいなと思っています。

撮影 堀江丈

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