全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>男子代表ブラン監督会見コメント「目的を果たすことができて大成功だった。自信をなくすことは危険だということを学んだ。B代表にもA代表の可能性がある選手がいる」W杯

会見・コメント

2023-10-09 02:30 追加

男子代表ブラン監督会見コメント「目的を果たすことができて大成功だった。自信をなくすことは危険だということを学んだ。B代表にもA代表の可能性がある選手がいる」W杯

パリ五輪予選/W杯 アメリカ戦会見コメント

全日本代表 男子

バレーボール男子日本代表は8日、ワールドカップバレーの最終日を戦った。控えメンバー中心で戦い、上位のアメリカとフルセットを戦った。会見のコメント。

フィリップ・ブラン監督

この大会あまり出場機会がなかった選手が多かったので、最初のセットは体が硬かったのかもしれない。

宮浦はアメリカ相手でさえ効率よく攻撃することができる選手であることを証明した。

山本龍は立ち上がり少し苦しみましたが、彼の良さを出すことができた。彼は将来的な選手なので、時間がかかることもわかっていますし、今後の成長を期待している。

試合前にいったことは、アメリカ相手でさえ最後まで諦めずプッシュし続けなさいと。選手たちはそれを実行してくれたと思います。

目的はOQTを突破することだったので大成功だったと思います。さらに3試合目から苦しいところから我々のバレーを取り戻せたのは非常によかった。

自分の中の疑念であったり自信をなくすようなことは大会に入る上で非常に危険だと学んだ。この経験を来年の五輪にいかしたい。

ーー来年のパリ五輪に向けて、メンバーそれぞれにどんなことで成長してもらいたいか。技術的なこと、精神的なこと。

ブラン:綿密な計画を立てるためには今までやってきた試合をすべてレビューし直して建てないといけない。今現在何かを申し上げるのは難しい。

技術的なものでもなんでも、自分がやってもらいたいことではなく、チームや選手が何ができるのか。残された時間で何が許されるか考えるには時間が必要。

適切なタイミングで適切な判断をするバレーボール自体を理解するのはナショナルチームでもクラブチームでも変わらない。上達していくことを選手たちにはいつもいっています。

ーー今日でナショナルチームで解散だと思いますが何かを伝えたか。

ブラン:今いった内容を言いました(笑)
この夏成し遂げたことに対して選手におめでとうをいったあと、スタッフにも日々の献身的な働きに感謝しました。そして先程いったことを選手に伝えた。

ーー元々出場機会がなかった選手を使ったのはOQTを突破したからなのか。本大会を見据えてなのか。スタメンの意図を。

ブラン:今日プレーした選手は自分たちがAチームに入るために日々努力していてそれが結果としてAチームを向上させることになりました。そういう彼らに報いるためにも1万人の観衆の前でプレーしてもらったのはよかった。

もう一つは1試合だけではありますが、すぐにシーズンが始まるので、メインの選手を休ませた。

ーーこの7日間会場満員でしたが、ポーランドでも熱狂的ですが、日本の観衆について。また「サイコウデス」という言葉について。

ブラン:試合に準備をしているのは勝つためではあるが、もう一つはアリーナを埋め尽くすファンと勝利の瞬間を分かち合うことを大切にしています。それぞれの国はそれぞれのファンの特徴がある。ポーランドは歌を歌うし、イランは音をたてる。日本はバルーンで応援してくれる。どれもいいものです。

ーーこれから選手は所属チームに帰りますが、海外に行く選手もいます。どの用に視察するか、またアジア大会で銅メダルをとったB代表にもいい選手がいますが、彼らがA代表に選ばれる可能性はありますか?

ブラン:これからフランスに帰ります。基本的にはビデオだったりインターネットで試合を見ることになります。毎週ルーマニアを含めた様々な国のリーグを見ることになると思います。

11月にいろいろな国にいってそれぞれの選手に会いに行きます。まずブカレストで龍がクラブシーズンでうまくやれるかサポートする。

その後はミラノとモンツァにいって、石川祐希と髙橋藍に会います。

アジア大会でメダルを取ったBチームは見ております。幾人かの選手はAチームでプレーする力があると思います。

写真:坂本清

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック