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会見・コメント

2023-10-26 12:01 追加

日立Astemo・上坂瑠子「周りの選手とコミュニケーションを取りつつ、自分のプレーとも向き合っていく」、入澤まい「ルーティンの持つ役割が新たな知識になりました」 V1女子会見

V1リーグ 女子

――渡邊彩選手もOQTで活躍、チームのミドル2人が代表メンバーです。リーグではミドルへのマークが厳しくなりそうですね。

入澤:マークが付けば他のスパイカーが楽に打てるシチュエーションが増えると思います。
自分の打数があってもなくてもそうなる展開が作れるのであればミドルとしての仕事は果たせていると思います。
自分の得点だけに囚われることなく、大きな視点でその1点、その1試合でどういう仕事ができたかっていうところに今季は目を向けてやっていきたいと思っています。

――眞鍋政義代表監督がサーブ重視を打ち出されています。入澤選手のサーブには定評があり、ファンもそこに大きく期待をしていました。
サーブに関して、代表で新たに掴んだものなどはある?

入澤:眞鍋監督から「サーブは最重要事項」と言われています。
サーブは特に一番細かく指導を受けていて、強いメンタルの持ち方から体の使い方まで専門の方を呼んでお話をいただいたり、午前中のボール練習をサーブの時間に費やしたり。かなり力を入れていましたね。

自分がOQTまでずっとメンバーに入っていた理由の一つはサーブだと思っています。
OQTでは出場機会もあまりなく、サーブを打つ機会も少なかったのですけれども、やっぱり最後までメンバーに入っていたのはサーブがあったから。
まだミスも多いですし、自信をもって精度が高いと言える状態ではありませんが、自分のサーブが海外の選手にも通用したので、そこはリーグでも昨シーズンより自信をもって打てるかなと思っています。

――各コメントから眞鍋監督はメンタルを大事にしていると感じました。メンタル面での成長は?

入澤:サーブでは最初にルーティンを作ることが大事だと教えていただきました。サーブを打つ前にはそれぞれの選手がそれぞれのルーティンを持っていると思います。自分も持ってはいますが、実はルーティンに対してそこまで深く考えたことはなくて。みんななんかサーブ前にやっているから自分もやっておくか、みたいな(笑)
でも、ルーティンの大切さについて説明を受けてからは、それが自分のプレーに入る前の、自分を落ち着かせる一つの方法になりました。ルーティンの持つ役割については代表の中での新たな知識になりましたね。

――上坂選手は入澤選手の代表でのプレーを見てどんな感想を持った?

上坂:VNLの名古屋大会、マイがスタメンと知って「うわぇぇぇーっ?!」みたいな(笑)あの時はみんなで凄く盛り上がりました。マイの武器である高さが凄く目立っていて良かったと思いました。

――代表でのプレーに頼もしさを感じた?

上坂:マイのサーブは味方から見ても本当に嫌なんですよ(笑) マイの武器だと思います。味方にいてくれて嬉しいです。ちなみに、AB戦では私がマイのターゲットにされています(笑)

――今シーズンの目標、ファンに向けてひとこと。

上坂:まずファイナルラウンドに進出すること。ファンのみなさんにリヴァーレのバレーは面白いと思っていただけるようなプレーができるように一戦一戦頑張っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。

入澤:代表で経験してきたことをチームに還元していけたらなと思います。チームも夏場にやってきたことがありますので、それとうまく掛け合わせて良い方向に持っていければファイナルラウンドを目指せると思います。
会場に見に来てくださった方が周囲に「バレーボールってこんなに面白いんだよ」って拡げたくなるような、そんな気持ちになる試合、プレーが展開できればと思います。引き続き応援よろしくお願いします。

撮影 堀江丈

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