2023-11-03 21:14 追加
JAぎふ・鈴木智大監督「強いサーブに精度もつける。左利きの石倉愛梨はサーブも良いし、ブロックも良い」、高石明美主将「どこからでも打てるスパイクが強み」 V2女子会見
V女子
●鈴木智大監督

開幕戦ということで純粋に不安と楽しみがありました。でも、 どちらかと言ったら楽しみの方が大きかったですね。
(全員バレーの)群馬さんは誰がスタートに出てくるかわからない。
ですので、第1セットは相手にしっかりアジャストする、その中でも自分たちがコート内でやらなければいけないことはしっかりやりましょうということを話して試合に臨みました。
結果、相手のミスに助けられた部分もありましたが、序盤からサーブが走って、ブロックが機能して比較的楽な形で点を取ることができました。
第2セットからやはり実力のある群馬さんに押される部分もありました。しかし、途中から入った選手たち、梅田莉樹子などがしっかり点数を取ってくれてなんとか試合を勝つことができました。
本当に選手の成長があってこその結果だと感じた試合でした。

ーー群馬はセッターに新加入の角谷(旧姓松浦)未波を起用するなど「予想以上に予想外」のスタートメンバーだったのでは?
鈴木:春から群馬さんのいろんなゲームを見せてもらっていました。その中ではポジションのコンバートだったり、サマーはリベロがセッターをやっていたり。
(いろいろ考えていても)それでもやっぱり予想していたのと違うメンバーで来ましたね。でも、勝機がないわけではないと思いました。
ーーサーブの進化について。
鈴木:昨年まではミスをしてもいいから、とにかくサーブで攻めていく、という方針でした。
能力や練習環境で勝る相手にはサーブで攻めなければ絶対に勝てない。
監督になった当初から「ミスに対しては何も言わないから、しっかり強いサーブを打っていきましょう」と言い続けて、それを2年間やってきました。
昨年は本数あたりの効果数はV2で1位、でも、ミスの本数もリーグで1位だったんです。
「ある程度のミスは許容するけど、やはり精度の高いサーブを打てればもっといいよね」ということで、この春からは強いサーブに精度もつけることを求めてきました。
その中でショートサーブのような効果的なサーブも入れていきましょう、と。

でも、なかなか結果が出なかったんですよ。
たしかに(今年の夏場は)昨年よりもサーブの直接得点と効果数はすごく増えました。
でも失点の数は減らなかった。
ですので、正直開幕に対してまだ少し不安はありました。フルタイム勤務する中で練習開始に全員が揃わなかったりもする。開幕までにサーブの精度を完璧には詰めきれなかったな、と。
開幕戦ではリードする展開の中で気持ちが強くなって、サーブのミスが少なくなる、選手がミスを恐れなくなる良い循環を改めて感じました。
追いかける場面でも、今日のような強いサーブが打てるようにしていきたいですね。
ーー石倉選手が活躍されました。左利きなのでオポジットのプレーヤーだと思い込んでいましたが、アウトサイドヒッターでの起用は意外でした。どのように評価する?

鈴木:サーブも良いですし、ブロックも良いです。サウスポーのアウトサイドヒッターはV1でもあまりいないと思います。
純粋に面白いですよね。今日も頑張ってくれましたが、もっとできるプレーヤーですよ。
ーー面白い起用ですよね。フロントでポジションをスイッチしたり。
鈴木:普通に考えたら高石をサイドにしてオポが石倉になると思います。でも、今年やりたいコンセプトを考えて、オポに高石を配置しています。
ーー高石主将の成長というか、気配りというか、そういったものも感じました。

鈴木:本人には直接言ってないのですけれども、頼もしくなりましたね。
去年は難しい状況でキャプテンをやってもらっていました。苦しんでもいましたし、申し訳ないなと思っていて。
でも、今の彼女はやらなければいけないことを理解していますし、ポイントゲッターとして自分の役割も自覚しています。
それが練習時のパフォーマンスも引き上げています。彼女がコートの中で楽しそうにプレーしてくれるのは自分も嬉しいです。本当にキャプテンにしてよかったと思っています。
ーー今期の目標は?
鈴木:もちろん優勝です。
ですが、まずはファイナル3に行くこと。レギュラーラウンドを1戦必勝で勝っていけば、うちの選手たちなら目標を達成できると思っています。
撮影 堀江丈
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