2023-11-24 07:00 追加
岡山・妹尾紗香「コートに入ったら絶対に明るくプレーしようと思っていた」、宇賀神みずき「使える場面ではバックアタックを使っていきたい」 V1女子
岡山会見コメント
SV女子
11月18日に大田区総合体育館(東京都)で行われたバレーボールV1女子、埼玉上尾メディックス対岡山シーガルズより、岡山シーガルズの試合後会見コメントをお届けする。
埼玉上尾 3(25-23、25-23、25-20)0 岡山
■岡山シーガルズ
●宇賀神みずき選手(セッター)
20点以降、終盤がうちの課題です。終盤では相手の方がしっかり決めきるというか、そういった攻め方ができていると感じています。
落とさずに済むボールを落としたり、1点が欲しいときのボールへの対応だったり、自分たちで勝てるチャンスを落としていると思います。
昨シーズンもそうでしたし、今シーズンもそうです。自覚していますので、そこをしっかり詰めてこれからを戦っていきたいと思います。
●山城愛心選手(オポジット)
競った場面で自分たちが一歩抜けても、そこから連続失点をしてしまう場面が多くありました。
大事な場面で自分たちから直接失点を出してしまうことが課題だと感じています。
前の試合に比べたらコートの中で話ができたり、確認ができた部分はあったのですが、チームとして気持ちを統一する、目を合わせることをこれからもっと詰めていかないといけないなと感じました。
●高柳有里選手(アウトサイドヒッター)
試合の後半だったり、自分たちがチャンスをつかみかけたときにサーブレシーブのミスなどで相手にまたチャンスを戻してしまう、流れを渡してしまった部分がすごくあると思いました。
チームとしてやることはだんだん明確になってきています。その中でミスが出ないように、あと少しの精度を厳しく詰めていかなければと感じました。
●妹尾紗香選手(セッター)
コートに入るときには絶対に明るくプレーしようと決めていました。それは自分的にやりきることができました。
ラリー中の落とさなくてもいいボールが落ちたり、しなくていいミスが大事な一点というところで起きてしまって、もったいないなと思いました。そういうところを次の試合から改善していきたいと思います。
ーー妹尾選手に。第3セットはスタートセッターでした。Ⅴリーグで初めて1セットを任されましたが、どのような準備でコートに入った?
妹尾:(セットの頭から出ることは)第3セットの始まる前に言われました。相手が惑わすようなトスワークをするために思い切ってあげるように言われました。
ーー実際のプレーの手ごたえは?
妹尾:ブロックを1枚にした時はそこでちゃんと決まっていると思いました。相手のブロックが高いので、ブロックアウトを狙えるトスを上げることを意識しました。
ーーシーガルズに入って成長を感じることは?
妹尾:私はまだキャリアがなく、先輩たちや監督から受ける指導を自分なりに吸収しているところです。多くの選手を参考に少しは成長できているのかなと思います。
ーー宇賀神選手に。チームが埼玉上尾のフェイントに苦戦しているような場面が見受けられました。「拾える」シーガルズとしては珍しいのでは?
宇賀神:埼玉上尾さんにはベテランの選手が多くて、コートに立って戦ってる時でも、すごく相手の落ち着きを感じました。
自分たちがうまく行かないときの隙を埼玉上尾さんの落ち着きにやられていたと、特に外で見てた時に感じました。
私たちは技術力で勝負をしてもなかなか勝てないので、相手が何をしてくるかということを考える頭だったり、お互いのプレーに対する結束の部分を強みにしています。そのさらなる強化が必要かなと思います。
ーーバックアタックへの取り組みについて。打数は控えめですが、決定率では1位ですね。
宇賀神:どのチームの選手もバックアタックを上手に打てる選手がいます。もちろんシーガルズにも打てる選手はいますが、他のチームほど多く使えてはいませんでした。
それでも攻撃のバリエーションを増やすために、オフシーズンから場面によって使えるようにチーム全体で取り組んできました。セッターとしてもチャンスがあったら使おうと考えています。
今日は妹尾がしっかり攻撃に絡めていたと思います。
佐伯(亜魅加)が入ったり、山城もそうですし、バックアタックを打てる選手も増えてきました。上手く活かせるようにチーム全体で練習をしています。
ーー高柳選手に。今シーズン初めての出場になりました。
高柳:4試合をベンチの外から見ていました。最後の思い切り、1点を託された時の思いきりが少し足りないのかなと感じていました。
ですので、いつもだったら二段トスだったり難しいボールが来たらまず相手をかわすだとか、上手く繋ぐことを考えるのですが、今日はとにかく思い切ってプレーしようと心がけました。
ーー守備面でも貢献が見られました。
レシーブを監督も期待してくれたのかなと思います。埼玉上尾さんは間をずらしたり、上手さがあるチームです。まずバックからリズムを作っていこうと思いました。
ーー山城選手に。Ⅴリーグに入ってフロントポジションでプレーするのはもしかして初めて?
山城:KUROBEにいた頃はほとんどがリリーフサーバーでの出場でした。シーガルズに来てやっとフロントで出たという状況です。
自分の強みは攻撃面だとずっと思っていたのでそこが発揮できない悔しさがありました。シーガルズに来て河本監督からいろいろ指導を受けています。
前で出場して少し自分の良さが出せてきているのではないかなと感じています。
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