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会見・コメント

2023-12-16 07:20 追加

日鉄堺BZ・シャロンバーノンエバンズ「チームとして自分たちのリズムを掴もうと一生懸命、まだそれを探しているところ」天皇杯インタビュー

日鉄堺BZ・シャロンバーノンエバンズインタビュー

V1リーグ 男子

12月10日に武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で行われた令和5年度天皇杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド準々決勝日鉄堺BZ対JT広島の試合後の日鉄堺BZシャロンバーノンエバンズ選手(オポジット)のコメントをお届けする。

今日はいい試合ではありませんでした。JTさんのサーブが良く、こちらはパスがうまく行きませんでした。自分たちがどのようなチームなのがもう一度考えなければいけないような試合になりました。

――昨シーズンから構成メンバーが代わったこと、現在のチーム、自分の調子について
エバンズ:昨シーズンから構成メンバーが変わった点については重要な2人(深津旭弘(現東京GB)、山本智大(現パナソニック))を欠いてしまいました。
一生懸命練習はしていますが、まだ自分たちのリズムを掴もうと一生懸命、まだそれを探しているところだと思っています。
自分の調子についてはいいと思っています。ジャンプ、スイングもいいです。ただ今日の試合は点も取れませんでしたしいい成果とは言えません。

――今後のチームの改善ポイントについて。
エバンズ:今日の試合についてはレセプション(サーブレシーブ)、戦う気持ちが足りませんでした。試合の最初は良かったですが、だんだん点数を取られることが重なっていくに従って全員勝つという心持ちがだんだん無くなっていき集中することができなくなる状態になりました。
2週間後(12/23、24)にまたJT広島と対戦しますので、一生懸命練習を重ねてもう一度作り直して試合に臨みたいです。

――今夏シーズンはビーチバレーをしているのか?
エバンズ:ビーチバレーは若い時から始めていました。2017年にはU21のカナダ代表に選ばれました。17歳のときにインドアのナショナルチームに呼ばれ、そこからビーチをする時間が無くなっていました。
東京オリンピック(カナダ代表として出像)が終わった後に少し休みを取って、そこでインドアからビーチに戻ろうと思い、昨シーズンからビーチを始めました。
まだ完全に始めたわけではなくて、少しずつ始めているというような形です。
休んだ1年いうのはずっと試合が混んでいて昨年の1年間はまだもう少し家族との時間を大切にしたかったので、ビーチバレーという部分ではゆっくり始めているところです。

――ビーチバレーについて今後の目標は?
エバンズ:2028年のロザンゼルスオリンピックに出ることです。

――日本でも水町(泰杜)選手が大学卒業で VリーグのWD名古屋とトヨタビーチバレーボール部でビーチバレーを両立されることを発表されました。アドバイスがあれば?
エバンズ:ビーチバレーはインドアをするにあたって持久力、ボールへのタッチなど役立つ、勉強になることが沢山あり両方やることはいいことです。
ただ、どこかの地点でインドア、ビーチバレーどちらかを選ばないといけないと自分では思っています。
自分はビーチを再開したばかりで、ビーチは(今の状況だと)3か月しかできません。そのあとお金を得るためにインドアをやっています。
この3か月だけとなるとビーチは得点ポイント制(※)になっているので両方やるのは難しくなってくると思います。
本当にビーチをやろうと思ったら1年中プレーをしないとランキング上位に行けません。
もしかするとどちらかを選ばないといけない時点が来るかもしれません。

※1年間(365日)でベスト8大会のポイントの加算結果でランキングが決まる。

写真:黒羽白

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