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会見・コメント

2024-01-20 12:08 追加

KUROBE・佐藤彩乃主将「チームが強くなっていくためには自分自身が成長することが必要」デンソー・モンチベレルロザマリア「練習でやってきたことが出しきれてない」V1女子会見

V1女子 KUROBEvsデンソー 会見

SV女子

1月14日にとどろきアリーナ(神奈川県)で行われたバレーボールV1女子、デンソーvsKUROBEの試合後会見コメントをお届けする。

■KUROBEアクアフェアリーズ
●佐藤彩乃主将(セッター)

本日の試合はまず勝利できたことが自分たちの中でも嬉しいです。
試合を通すと苦しい場面がいくつかありました。
その中で自分たちが一つになって全員で戦えたことがチームの自信になったと思います。
1レグの時は試合の中で各セットのいい時の悪い時の差が課題でした。
この2日間は各セットに対して自分たちがとアプローチをかけて戦えたのが良かったです。
個人的には今日はチームの仲間にたくさん助けられる中で試合が進んでいく感じになりました。
セッターはチームの核となる中心的な存在です。
チームが強くなっていくためには自分自身が成長することが必要です。
自分の中で課題に向き合うことも忘れずに、これからも戦っていきたいと思います。
●浮島杏加子選手(オポジット)

昨日と今日の試合で自分が久しぶりに起用され、まずは誰が入ってもチームをやるべきことをやるのを意識してやりました。
一人一人が目の前の1点をどうとるかというところだけに集中してやれています。
ずっと一人一人のコールが止まらなかったので、これは全員で勝てるなという確信に自分の中では捉えていました。
今日の5セットまでいきましたが、負ける気は全くなく、自分たちのいいところも悪いところもセットを通して出ました。
自分たちには収穫のある2日間だったと思います。
●ゼベジオールデルヤ選手(アウトサイドヒッター)

今日の試合は難しいシチュエーションや時間があった時も私たちは諦めなかったです。
あとバタバタせずにゆっくり落ち着いてできたのが良かったと思います。
今日のこのゲームが勝つということは、他のチームにだって勝てるという自信がついたのもいいことだと思います。
今日は(コクラム)ピンピチャヤ選手が不在の中であっても、例えば今回のように杏加子さんが中に入り活躍してくれる事、この杏加子さんの気持ちにチームがついていくというこのチーム連携が今回の勝利に繋がったと思います。

――浮島選手に。コクラム選手が不在の中で浮嶋選手が崩れてしまうとチームの勝敗が左右される状況でどのように臨んだか?
浮島:崩れた時は崩れた時だなという気持ちでしかありませんでした。
自分も相手もデータがない状態だったので、最初の第1、2セットぐらいは安易な考えかもしれないですが決められるところは決まるだろうと思っていました。
練習もやってきたので、彩乃も迷いもなくトス(セット)を持ってきてくれました。
潰れた時は誰かが入ってくれるぐらいの気持ちでした。

――最後の勝利の得点を浮島選手が挙げたが嬉しさなどはあったか?
浮島:コート内に出られない選手もいます。
一人一人思い悩む選手たちも多くいます。
自分もコートに入る機会が少なくて、そういう選手たちに真面目にコツコツやっていたら絶対にコートで発揮できるからということを私が言い続けていました。
それをまず見せることが(コートに入る機会が少ない選手の)喜びにもなりますし、そういう思いでやりました。

――今後に向けた明るい材料が出た2日間だったか?
浮島:今日も途中で出場する選手もいました。
その選手たちの自信にもつながったと思うので、自分が途中から出ようがスタートから出ようがやることは変わらないと思っているので良かったです。

――ゼベジオール選手に。昨日上位のJTに接戦(1-3)し、今日デンソー戦に勝利をしたことについて
ゼベジオール:昨日、この2日間の話をしますと、相手のチームが強いとか弱いとか、そういったことは全く関係なくて、私たちはまず私たちのバレーボールをしていくことが一番重要でした。
誰が対戦相手というのはあまり考えていなかったです。
もちろん皆さん分かっているとおり、私たちは上位というよりは下位にいるチームなので、どこに対してもチャレンジしていくということが一番必要です。
今回はそこをチャレンジしたことが良い結果に繋がったと思っています。

――Vリーグの印象について。
ゼベジオール:日本のリーグは世界中誰もが知っている通り、強みはボールを最後まで諦めない。それからボールを落とさないという努力を惜しまないというところです。
そこの印象については来た時も今も全く変わらないです。
チームのランクがどういうのは関係なしにこのチームも含めて、日本のバレーボールはディフェンスがいいと思っているので、その印象は変わらないです。

――佐藤選手に。今日第4セットからディフェンスが上がって長いラリーのシーンが多かったと思うが、心掛けていたこと、どこを多めに使ったことで流れが良くなったか?
佐藤:第4セットはライトサイドが凄く決まっていました。
そこを使うというチームとして共通認識でした。
スタートから浮島選手にボールを集めても決まるという状況だったので、そこを決まらなくなるまで使い続けようと思いました。
(浮島選手が)後ろに下がった時も佐藤黎香がいるので、黎香をブロードに回して同じようにライト側から出すというのを増やしました。
ディフェンスに関しては(モンチベレル)ロザマリア選手に対してどのようにブロックを使うというのがベンチサイドからすごく指示が出ていました。
それに対して選手が対応して、指示を遂行できてできたところがディフェンスの強みとして出たところかなと思います。

――コードインタビューでも言っていたが1月1日の(能登半島)地震があって、チームの皆さん大変だったと思いますし、まだまだ被災された方もいて、学生スポーツのチームが北陸代表として頑張っている姿とかもあると思うが、KUROBEの皆さんは地元にとってそういう存在です。北陸代表、キャプテンとして率直に思うことは?
佐藤:先週ホームゲームだったですけれども、そこでファンの方、地元の方々に勝利を届けたいという思いで戦った部分がありました。
結果敗戦という悔しい結果になり、ここからは場所問わずどこからでも私たちの勝利で富山県、北陸に元気を与えようという気持ちは選手全員が持っている部分です。今バレーボールができることに感謝を感じます。
自分たちの好きなことができているということはすごく幸せなことだと思って、皆が練習に取り組んだり、試合に臨んだりできています。
今後もその気持ちは持ち続けて自分たちの勝利でいろんな人に1人でも多くの人に力を届けられるようなチームになっていきたいと思っています。

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