2024-03-07 12:10 追加
日本代表に選出! 埼玉上尾・山中宏予「ブロックは自分の持ち味。今季は自分の色でプレーができた」 V1女子
埼玉上尾メディックス・山中宏予インタビュー
V1リーグ 女子
3月2日に高崎アリーナ(群馬県)で行われたバレーボールV1女子3位決定戦から埼玉上尾メディックス・山中宏予選手のインタビューをお届けする。
埼玉上尾メディックスはこの試合でトヨタ車体クインシーズを下し、シーズン3位に輝いた。
また、山中宏予選手は3月5日に発表された2024年度の日本女子代表に選出された。
■埼玉上尾メディックス
●山中宏予選手(ミドルブロッカー)
――今シーズンを振り返ってどのような感想?
山中:今シーズンは全試合に出場させていただきました。山と谷というか、プレーに波があったので、そこは良い勉強になったと考えています。自分自身が成長できたリーグだったと思っています。
――ブロックランキングで2位になりましたね。
山中:うーん、ちょっと悔しいですね。途中ジャジャ(サンティアゴ・アライジャダフニ/JTマーヴェラス。今季ブロック賞。昨シーズンまで埼玉上尾に所属)に追いつけそうな時もあったのですが(笑)
でも、ブロックは自分の持ち味としてやってきたので全体で2位になったことは嬉しく思います。
――そのジャジャ選手の後を引き継ぐような形でミドルのレギュラーポジションを任されました。そのことについては?
山中:最初はジャジャの代わりにはなれないかなって思っていました。だから自分ができることをやろうと思って。
シーズン当初はすごく緊張もしたのですが、周りも「自分ができることをしっかりやればいい」とサポートしてくれました。
自分の色でプレーして、ジャジャの代わりにもなれたのかなと思います。
――2年目で素晴らしい成績を残したと思いますが、山あり谷ありだったと。谷の部分とは?
山中:シーズンの途中でスパイクが全然決まらなくなったり。まだまだなんだなってちょっとへこんだりもしました。
でも今日はリーグ最終戦でしたけれども、そこを乗り越えることができたと感じています。今後はもっと安定感を出せるように頑張りたいです。
――3位というチーム成績については?
山中:優勝したかったなって…本当にそう思っています。決勝の場にいたかった。
でも、この場所(3位決定戦)でプレーできたことはすごく良かったですし、嬉しいという感情が半分、悔しさの感情が半分です。
――代表に向けての意識は?
山中:まだまだ足りない部分が多くあると思います。代表にふさわしい存在になれるようにプレーだけでなく人としても成長できたらと思っています。
撮影 堀江丈
同じカテゴリの最近の記事
- 夏を制したPFUブルーキャッツ石川かほく・細沼綾「新体制スタートから大村季色と二人でキャプテン。コイントスに行くのを忘れそうで、そこだけ心配です(笑)」 [V1リーグ 女子] / 2024.07.18
- KUROBEアクアフェアリーズ富山・永澤詩音「自分がSVリーグでプレーできるとは思っていなかった。パスが崩れてもミドルを積極的に使って、日々挑戦していきたい」 [V1リーグ 女子] / 2024.07.17
- 新生・東京サンビームズ 小泉海藍「色摩知巳さんに憧れています。プレーでチームを引っ張っていきたい」、大門莉珠「リベロとしてコースをしっかり読む」、根本七緒「バックアタックに挑戦中。パワー系なんです」 [Others,V2/V3 女子] / 2024.07.11
- パリ2024オリンピックの日本代表壮行会を開催。男子代表・石川祐希主将「メダルを絶対に持って帰ります」 [ビーチバレー,全日本代表 女子,全日本代表 男子] / 2024.07.09
- 最後の夏、殊勲賞は日体大の同級生に。最優秀選手賞 PFU・大村季色「自分の課題をもう一度見つけたい」、敢闘賞 群馬・目黒愛梨「感謝の気持ちを伝えたかった」 [Others,V1リーグ 女子] / 2024.07.09
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.