2024-06-05 12:08 追加
ネーションズリーグ男子第2週 石川祐希、高橋藍が戻る中で、あえて見たい甲斐優斗
Others / 全日本代表 男子
■追われる立場の日本
日本は世界ランキング4位で2週目に入ったが、昨年まではひとつでも上を目指すという立場だった。今年はランキングが下のチームの挑戦、しかも五輪出場をかけた挑戦を受けて立つという違った立場になる。イランは4連敗といえど内容の濃い試合をしており、乗ってくると手ごわい相手だったが、要所で日本が締め3-0で突き放した。ドイツは五輪予選で大活躍したグロゼルを福岡大会に入れてきた。監督によれば、グロゼル他数人はまだ調整段階ということで、どの程度日本戦に出てくるかは未定だ。グロゼルがひとりでチームを引っ張るのではなく、MBはじめ全員でブロックでリズムを作って彼が切り込んでいくので、日本は相手ブロックに序盤でつかまらないように進めていきたい。
ポーランドに関しては、誰がメンバーであろうと向かっていくだけだ。日本を離れたクレク、新しくSVリーグに来るシリフカが見れるのは嬉しい限りだ。開幕4連勝と波に乗るスロベニア。日本では昨年、五輪予選で敗れているだけに、同じことは繰り返したくない。ここはリベンジに向け、必死になってくるだろう。サーブランキング上位にいるロプレット、シュターン、チェブイなどに崩されないよう要注意だ。
■日本男子の第2週試合予定(開催地、福岡県北九州市):
日時は日本時間
6月4日 午後7時20分 対イラン
6月5日 午後7時20分 対ドイツ
6月7日 午後7時20分 対ポーランド
6月8日 午後7時20分 対スロベニア
バレーボールネーションズリーグ公式サイト:volleyballworld.com
取材:ブラジル在住 唐木田 真里子
同じカテゴリの最近の記事
- 元NEC川崎の小島満菜美、ダニ・ドルーズがアスリーツアンリミテッドに参戦中 [Others] / 2024.10.27
- バレー新リーグ開幕の期待と課題 [SV女子,SV男子,V女子,V男子] / 2024.10.09
- イタリア人記者から見た男子バレー日本代表と石川祐希「2チームのどちらかが敗北しなければならないのは苦しいことだった」「ユウキにとってそうだったように、タツにもミラノが成長できる環境となるだろう」 [Others,全日本代表 男子] / 2024.10.03
- 悼む 荒木田裕子さん逝去によせて 奥本浩平 [Others,全日本代表 女子] / 2024.10.02
- 荒木田裕子さんを偲んで [全日本代表 女子,全日本代表 男子] / 2024.10.02
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.