2026-01-23 09:30 追加
真っ向勝負の畑葵はこれからが伸び時 KUROBEアクアフェアリーズ富山・畑葵 SV女子
KUROBEアクアフェアリーズ富山 畑葵インタビュー
SV女子
バレーボールSVリーグ、KUROBEアクアフェアリーズ富山の新人、畑葵選手を紹介したい。

畑選手は富士見高校から日本大学に進み2025年にアクアフェアリーズに入団したサウスポーのサイドアタッカーである。
身長は170センチ。スパイカーとしては小柄だが、守備をメインとするタイプではない。ガンガン打ちまくる攻撃型の選手だ。
指揮官の川北元監督は畑葵を次のように評価する。
「上背はないですけれども、フィジカルが強い選手です。スタミナもある。とにかく運動能力の高い選手ですね。これはミドルの山口真季もそうなんですけれども、陸上をやらせてもトップクラスになるんじゃないかと思っています」
NEC川崎とのGAME2、形勢が不利になったアクアは畑葵を第1セット途中から投入。畑はしなやかな獣のように助走し、火の玉のようにスパイクを打った。
続く第2セットはスタートからコートイン。押され気味のチームを活性化させようと奮闘した。
「自分が投入された裏には”とにかく点数を決めてこい”というメッセージが込められていると思っています」
サイドアウトを取るための火力として送り込まれたと畑は言う。

「でもNEC川崎さんの高いブロックが相手ですし、打ちまくっても簡単には決まりません。視野を広く持ったプレーも学んでいきたいと感じました」
試合の中でNEC川崎の佐藤淑乃ともマッチアップした。同世代NO1のアタッカーと対峙してどのような感想を持ったのだろうか。
「大学時代に対戦していたのですが、その時よりパワーも高さもすごくレベルアップしていました。自分の100%を出さないと戦えない相手だと感じました」
最近まで大学リーグで相まみえていた佐藤はその資質を急速に伸ばし、今や日本バレーの顔となっている。少しでも気を抜けば簡単にやられてしまうだろう。
しかし、全力を出せばまだ届かない存在ではない。互角に戦うチャンスはある。
謙虚さの中にもスパイカーとしての自負心を感じた言葉であった。
「自分の役割は点を取ること。もっと点数を決める。技術も身につけて、背が高い相手からも工夫して得点を狙っていきたいと思います」
課題は技術。その点については川北監督も言及している。
「力だけじゃないプレーを覚えることで、もっと効果的に点数が取れるようになる選手です」
今はまだ真っ向勝負のファイター、畑葵。
頭上には無限の伸びしろが広がっている。
撮影 堀江丈
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