2019-12-05 17:00 追加
埼玉上尾・青柳京古「冷静に打つことができれば決定率は上がってくる」 NEC・トムシャ・ベレニカ「日本のディフェンスは宇宙でナンバーワン」
V1リーグ女子 レギュラーラウンド 交流戦 NEC対埼玉上尾 記者会見コメント
SV女子
11月30日に宝来屋郡山総合体育館(福島県)で行われたV1リーグ女子レギュラーラウンド交流戦の記者会見コメントをお届けする。
第2試合 NEC 0(17-25、20-25、22-25)3 埼玉上尾
■埼玉上尾メディックス

●冨永こよみ選手

今日は椎名(真子)がスタメンで入って、すごく頑張ってくれました。3-0で勝つことができて良かったなと思います。
●青柳京古選手

椎名が先発だったので、みんなで支えようという気持ちがありました。そのおかげで自然とみんなの心も引き締まって。ところどころでいいサーブも出て、最後大事なところで椎名が決める。チームが盛り上がったので、とても良い結果だったと思います。
――冨永選手に。開幕直後にお話をお伺いしましたが、あらためて今のチームへのマッチング状況、特にトスの部分について教えてください。
冨永:リーグの序盤では自分が試合の最初から最後まであげるということが少なくて、井上(美咲)と助け合いながら…助けてもらいながらという感じでした。先週くらいからやっと自分のトスがしっかりくるような感触が出てきて、同時にブロッカーだったり、味方のアタッカーのことを見る余裕ができてきました。自分がコートに入る時間も増えていますし、コンディションも上がっています。序盤で迷惑をかけた分、コートに立つ時はしっかりと勝利に導けるようなセッターでありたいなと思っています。
――トスがしっかりいく、それはどういうことを指していますか?
冨永:特にエースのケティ(シュシュニャル)とのコンビですね。高さがあるので体をいっぱいに使ってあげないといけないとイメージしていたんですけど、アドバイスをもらって、いいタイミングが見つかりました。

――つまり自分のプレーに自信が出ると周りもよく見えるということなのでしょうか?
冨永:そうですね。(安定していないときは)自分に返ってくるボールをよく見ないと怖くてあげられないというか…こういうフォームでこうやってあげようという意識で頭が支配されてしまっていました。今はパスが出た瞬間を見て動けるというか。一瞬を見ればどういうパスが返ってくるかなんとなくわかるので、実際にトスを上げる前にこっちを見てあっちを見て、前回あげた時のことを思い出してとか。トス動作以前に他のことを考える余裕ができているなと思います。
――では、トスをあげながら隙を見て打つなども?
冨永:打ちたいんですけどね(笑)でも、ツーをするなら全部決めないといけないので。良いアタッカーが揃っているので無理してやらなくてもというのはありますし、相手を惑わすために1本打っておいた方がいいなというときもあります。チャンスがあれば攻撃にも参加したいなとは思います。

――2年くらい前の話にはなりますが、吉田監督に冨永さんのツーについて聞いたら「どんどん打てと言ってる」と。
冨永:セッターを始めた当初はまだアタッカーの楽しさを知っているというか、自分も点を取りに行きたいという気持ちがありました。今はセッターとしてどうアタッカーを活かすか、トス回しの方に重きを置いてやるべきだと思っていますし、その面白さもわかってきたので、まずはしっかりアタッカーを活かすということを一番に考えています。でもツーは自分の特色でもあるし、長所でもあると思うのでチャンスがあればやっていきたいなと思います。
――今日活躍した椎名選手、セッターの冨永選手から見た特色は?
冨永:今日まさにその典型だったんですけど、Aパスが入って相手ブロックを1枚なり1.5枚にできている時よりも、きっちり2枚ついてきてもハイセットの方が決まったりしますね。ブロックに対して恐怖心がないところが彼女のいいところだと思います。

――ブロックの枚数を減らすより、彼女自身のアタック動作を重視した方が活きる?
冨永:打ちやすさ、彼女の高さを出した方がいいみたいですね。むしろ相手が1枚になっちゃったら緊張するんですかね。決めなきゃって思っちゃって(笑)
――青柳選手に。昨シーズン、ミドルの選手はかなり流動的でしたが、今シーズンしっかり固定されて試合に出ています。プレーの手応えは?
青柳:去年までは役割がはっきりしていて、プレーに甘さがあると長くは使ってもらえなかったと感じています。今シーズンは自分にもう少し幅が出てきて、サーブで崩せたりとか、ブロックでいいワンタッチを取ったりとか、つなぎで不安がないとか試合を通じての働きを評価されているのかな、と。プレーヤーとしての信頼度を高めようとブロックとかスパイク以外の面も頑張ってきました。

――普段の練習の中で信頼感を持ってもらった?
青柳:言葉ではなく、プレーでのアピールをしてきました。
――青柳選手も中堅ですし、メディックスの顔でもあると思います。チームの中でご自分の立ち位置は意識されますか?
青柳:しっかり出場できるようになったのは今年からです。まだ始まったばかり、です。
――これから磨きをかけていく部分は?
青柳:誰よりも攻撃に参加する意識は高いと思っているので、打数が増えた時に決定率が下がらないように心がけたいですね。全部攻撃に参加して打ったら決まるくらいのイメージで。去年まではたくさん攻撃に参加はするけど、決定率が上がってこなくて。今年は最後まで決定率が落ちないようにと思っています。攻撃参加意識にプラスして、今年力を入れてきたブロックで貢献できるようにやっていきたいです。

――決定率を落とさないために必要なのはどんなことでしょうか?
青柳:今日も最後に気持ちよく決めようとして、ブロックされちゃったんですけど…。ブロックをしっかり見て、読んでということが必要ですね。自分の気持ちいいように打たなければ…冷静に打つことができれば、シャットされたりはしないなって。難しいですね、言葉にするのは(笑)
――なるほど。トスの出し手の冨永選手は、今、青柳選手が気持ちよく打ちに行ったな、とか気がつくことありますか? あ、色気を出したな、とか。
冨永:いやいやいや。うーん(笑)そうですよね、ここ空いたなとか思ったら、打ちたくなるのはわかります。でもそれをさせないように相手も練習してきているので。相手もあることですから。
――誘いもあるわけですよね。
冨永:そうですね。でも最近は向こうのディフェンスのシステムを頭に入れて、叩きつけたいところを長く打ったりだとか、リベロがいない方に打ったりとか、そういう工夫ができていると思います。ますます青柳選手の決定率は上がっていくんじゃないかなと。

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