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会見・コメント

2020-11-23 19:00 追加

東レ・黒後愛「今日の試合は全集中常中がチーム全員でできました」、石川真佑「サーブは強弱、コースを変えて少しでも崩そうと意識している」V1女子記者会見

11/21 姫路vs東レ 東レ記者会見

SV女子

2020年11月21日にヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市立中央体育館)(兵庫県)で行われた2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN、東レアローズ(女子)の記者会見コメントをお届けする。

姫路 0(16-25、14-25、15-25)3 東レ

●越谷章監督

 先週出だしのところが非常に悪かったので、今週出だしをある程度のところで勢いを持ってチームと持っていけるようにやってきました。そこから今日は非常にサーブが走り、姫路さんの攻撃を限定できて、ブロックのところから切り返しができていい展開に持っていくことができました。こちらもサーブレシーブは多少崩れましたが、Cパスで二段トスのところをしっかりとサイドアウトを取れたので楽な展開に持っていくことができました。

――コロナ関連で。最新の状況を見ると今後の状況によってはV.LEAGUEが打ち切りとなり、その時点で順位が決まることなど先が見えない状況での戦いとなっていますが、そのあたりの見解を。

越谷:今後も増えることも考えられ、どこで終わるか見えませんが、開幕からそういう準備はしてきました。最後までできない可能性があるので。その中で、(開幕前に)全員で練習できる時間が1か月程度しかなかったのですが、そういう(事態がある)こともしっかり説明しながら、この(シーズンの)リーグだからこそ出だしのところが重要だということが共通認識になったのが結果に繋がっているのではと思っています。

――来週JTマーヴェラスとの一戦で一つのターニングポイントになりますが、どのように考えているか?

越谷:重要な試合だと思うのですが、そういう意識を持ちすぎず、毎回自分のやるべきことをしっかり選手、スタッフが意識してやることが重要なのではないかと思います。

――今日の試合は点差が離れている展開が長く続いた中で、クラン(ヤナ)選手と石川(真佑)選手を交代しませんでしたが、今シーズンはこのような起用を続けていくのか?

越谷:クラン選手を外さない理由としては後衛で流れが良くなったら(普段のシーズンでは)外すのですが、(クラン選手を外すと)相手にとっては攻撃が限定できるので、いるといないとでは常に違ってきます。今シーズンはできるだけ外さないでやっていこうと思います。普段もそれなりの強度で練習をしており、休ませる理由はありません。流れがすごい悪くなり、調子が悪ければ交代させるかもしれません。石川も徐々に疲れがたまるころだと思うので、そこを見ながら使っていきたいと思います。(選手)層がそうはなくギリギリなので、もうちょっと控えの選手のコンディションが上がってくれば…。あとは選手の方からアピールが出てくれば使おうかなと思います。

――準備期間が短い中でこれまで全勝で勝てている要因は?

越谷:効率的な練習をより今シーズンは入れながら、その中で攻撃(方法)を限定したりしながらチーム力を短時間で上げられるようにその部分を多くしました。昨シーズンより練習時間も短くなっていますが、その中で「本気」を出してほしいということを言っていました。限られた時間の中でいかに全力でやるかが重要だと思うので、その部分の意識が変わった中で出だしから集中力をもってできる試合が多くなったのかなと思います。あとは常に「攻めろ」と。取られたら取り返せばよいので。若い選手が多いのでプレッシャーがかかると思いますが、そこ(プレッシャー)に負けている感じで、自分たちで追いまれていくので。後は僕が話したことを黒後(愛)が理解をし、浸透させているのも大きいと思います。

――黒後選手が今年からキャプテンになりましたが、監督が決められたのですか?

越谷:はい。

――彼女に任せた理由と期待するところは?

越谷:いいものも悪いものも影響力があると思います。チームにとっても非常に重要なキープレーヤーだと思うので、本人に自覚を持たせようと思いました。今までは自分のプレーのことしか考えていなかったかもしれませんが、よりチームがどうなるかということを考えていくことによって自然と行動が変わるのではないかと思ったので。プレーの質を高めていきながら、振る舞いとか態度とかが変わってきたのではないかと思います。

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