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インタビュー

2015-11-13 17:12 追加

新主将に聞く 白澤健児

V1リーグ 男子

OLYMPUS DIGITAL CAMERA――チームとしての売りと課題は?
白澤 まだわかりません。10月に合宿があるのでそこでチームを固めて、その中で課題を克服していきたいです。

――そこまでは、まず全日本の3人抜きで残った選手でどうまわしていくかですね。ここ数年のパナソニックさんは極端にミドルの本数が少ないチームかと思うのですが。
白澤 ミドルの本数が少ないチームは、相手チームからすれば楽っていうのがあって、そこはずっとパンサーズの課題だと思います。ただ単に多くしても決まらなかったら意味ないし、そこを決定率ばかり言っても課題だし……。

――女子の話ですけど、(ミドルブロッカーを一人にする)MB1とか、ミドルとしてはどう思いましたか?
白澤 相手がMB1だったら、クイックが少ない分ブロックしやすいと思います。

――ワールドカップはご覧になっていますか?
白澤 はい、テレビで見ています。数日後には東京大会をチームで見学に行く予定です。

――テレビで全日本の試合を見て、どう思われました?
白澤 パンサーズが理想とするバレーの完成形があれではないかと思いました。サーブで攻めていますし、リバウンドもとっていますし、ミドルの打数も多く、AパスからだけじゃなくBパスからもうまくセンター線を使っているしそして苦しい時には清水が決める。理想的かなと僕は思います。

ミドルの打数を増やしていくことが課題だという

ミドルの打数を増やしていくことが課題だという

――イランのセンターエース、ムーサビについて、同じミドルブロッカーとしてどう見ましたか。
白澤 彼とは対戦したことあるのですが、すごく印象に残る人でしたね。真中であれだけ打数があって、幅がある選手がいたら、サイドに対するマークも甘くなる。何よりミドルブロッカーなのに目だっている事がすごいですね。

――対戦したのはいつですか。
白澤 前回のアジアクラブだと思います。強かったです。

――ご自分のプレイについて、去年ブロック決定本数が6位、これについては?
白澤 単純に悪かったなと思います。悪い時って昔の映像とかすごく見て比較してしまう癖があるんですけど、今とは体の動きも違うし、映像を見ていて「ここがちがう、あそこが違う」など自分で修正していき、結局自分の形ができないままリーグが終わってしまいました。あとは、高い相手……ヴィソットやエバンドロに対してどうしていいかわからない。両選手のスパイクが止まらなくて負けた試合もあったのでそこが反省点です。

――それに対しての今年の対策は?
白澤 高さがないとつらいのでトレーニングを頑張っています。

――それ以外にご自分のプレイの課題点は?
白澤 やはり打数が少ないところが一番課題だと思いますし、その課題点が克服できればチームも強くなると思っています。

――深津選手との連携、もっとトスを呼ぶとかでしょうか。
白澤 そうです、苦しい時にミドルに上げてもらって、決めて、そこからセッターもトスの組み立てができると思います。単純にミドルの打数を増やすことはできるけど、決まらないとセッターも苦しむだけなので、打数と決定率両方ですね。

――チーム全体の数字についてですが、一昨年はブロック本数がリーグ全体で2位だったのに対し去年は5位。サーブレシーブ成功率は1位のままですがブロック本数だけ下がったのは? ブロックシステムなど変わったりはしましたか?
白澤 ブロックシステムは変えていないです。要所要所で勝たないといけない試合を2戦とも落としたりだとかブロックもそうですが、細かい点の積み重ねが昨シーズンの結果になっているのかと思います。

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