全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>インタビュー>新主将に聞く 白澤健児

インタビュー

2015-11-13 17:12 追加

新主将に聞く 白澤健児

V1リーグ 男子

――話を変えて。ご兄弟はいらっしゃいますか? バレーはやってますか?
白澤 兄と妹がいますがバレーはやってません(笑)。僕も全然バレーをするとは思っていなかったし。中学校から始めました。

癒やし系の谷村選手も後輩には厳しかった?

癒やし系の谷村選手も後輩には厳しかった?

――高校は大濠高校で、同じパナソニックの谷村孝選手の後輩ですよね。
白澤 そうです。2つ下です。

――ということは、高校でかぶってるんですね。
白澤 はい、1年だけ。

――孝君はどういう先輩でしたか?
白澤 単純に怖かったです。

――え、怖かったんですか。意外ですね。
白澤 これ言うと、みんなに「意外」って言われるんですけど、僕ら後輩はそれが普通です。普通におっかない先輩でした。

――孝君は大学生の頃から知っているんですけど、天然系のイメージが強かったので、後輩にもほわほわしてたのかと思ってました。
白澤 いやー、怖かったです。練習も一緒ですし、寮も一緒だったのできつかったです(笑)。

――Panasonic / Worldwide Olympic Partner and Worldwide Paralympic Partner の公式Facebookで公開されている動画で、パナソニック製品のウェアラブルカメラをつけてしてみての感想を教えてください(*8月21日の投稿でパナソニックの選手たちがウェアラブルカメラをつけて紅白戦をする様子が主観と第三者視点で見られる映像になっている)。
白澤 まずできあがった映像を見て、選手目線のリアリティさにビックリしました。僕自身スポーツ観戦が好きなので他競技での選手目線の映像もすごく興味があります。野球でのキャッチャー目線だったり、ラグビーでのタックルされる瞬間だったり気になります。

――白澤選手のリフレッシュの方法を教えてください。
白澤 釣りですかね。

――「キャッチ&イート」ですか?
白澤 そうですね、基本は。食べてます、はい。

――個人的な考えなんですけど、「キャッチ&リリース」って綺麗事だなと思ってまして。魚からしたら痛いだけだし。「キャッチ&イート」いいですね。あとは、地元自慢をしていただけますか。
白澤 沖ノ島、世界文化遺産に推薦されましたね。……実は行ったことないですけど(笑)。簡単には入れない。実家から港までは近いです。そこから船に乗って行きます。

――では、海際の街に育ったんですね。
白澤 そうですね、魚が美味しい街です。そこから釣りが好きになったので、今に至っています。バレーを中1で始めて、その時はまだ湖で釣りをしていたんですけど、部活サボって釣りをしてました。先生に怒られましたね、「釣りばっかりしてないでちゃんとバレーやれ」って(笑)。本当に釣り少年でした。小学生の時は、土曜日午前中授業があって朝4時とかにみんなで近くのコンビニに集まって、釣りに行ってました。誰か寝坊したらその当時は携帯なんてないので、公衆電話からその子の自宅に電話をかけていました。今考えたらとんでもないことですよね(笑)。迷惑だったでしょうねご家族には。お互いにやってましたけど。

――何を釣っていたんですか?
白澤 その時はブラックバスですね。今は海ですね。

――ブラックバスは食べないですよね。
白澤 そうですね、あの頃は綺麗事してました(笑)。

――いつ頃からバレーを職業にしようと思いましたか?
白澤 大学4年生の6月くらいですかね。

――めちゃくちゃギリギリですね!
白澤 そうですね。九州の大学だったので、まさかVリーグから声がかかるとは思っていなくて、仕事としてのバレーはしないと思ってました。

――それが強豪チームに入ることになって。
白澤 入った時は全員知らない人だったので、「テレビで見たことある選手だ!」って感じでした。一番最初は知らない人ばっかりですごく怖かったので、高校時代はあんなに怖かった谷村さんが一番の救いでした(笑)。本当に誰も知らなくて、年が近かった先輩方が気をつかって話してくれて、助かりました。

――今の夢は?
白澤 3冠をとるのがこのチームに絶対必要だと思うし、リーグも連覇はしていないので連覇がしたいです。もちろん3冠はそんなに簡単に取れないですけど、とにかく勝ち続けるチームになっていくことですね。

――地元福岡で開幕戦ですが抱負を!
白澤 開幕戦でつまずくと引きずることもありますので、初戦の東レさん、勢いのあるチームですので簡単には勝たせてもらえないと思いますが、しっかり勝ちきります。

――東レさんと言えば、白澤さんって東レの黒木君に似てるって言われませんか?
白澤 たくさんの方に言われます(笑)。「弟?」とか、たまにマジで聞かれますよ。僕が大学生の時にあいつの高校に挨拶に行ったら、黒木がいたんですが、「めっちゃ似てる」って自分で思いました(笑)。唯一違ったのは、僕は体型が高校の時は細かったんですけど、あいつは高校の時からあの体型なので、そこは違いました。僕はその時からは15、6kg増えてます。開幕戦は偽兄弟MB対決ですが、兄が勝たせていただきます!

*開幕戦は3-1でパナソニックの勝利となった。

sirasawaserve白澤 健児
パナソニック・パンサーズ No.6
生年月日 1984年5月21日(31歳)
出身地 福岡県宗像市
身長 194cm
体重 95kg
血液型 O型
所属 パナソニック・パンサーズ
愛称 ケンジ
ポジション MB

聞き手:中西美雁
編集補助:横幕祐美
写真:黒羽白

 

>> インタビューのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック