2018-01-21 02:56 追加
東レ×NEC戦会見コメント 黒後愛「ベンチではチームメイトへの声掛けを意識した」 山内美咲「サーブでしっかり相手のレセプションを崩すことができた」
V1リーグ 女子
■山田晃豊監督
東レさんはサイドの攻撃力が高く、サーブを武器にしているチームなので、まずサーブで主導権を握られないようにというのと、向こうのサーブで大味なバレーボールにさせられないように、1本目のサーブとサーブレシーブを大崩れしないように心がけて試合に臨んだ。
連続得点も最小限に抑えることができたかなと思う。勝ててよかったが、明日にどうつなげるかが大事なので、気を引き締めて試合に備えたい。
――古賀選手のプレーについて、昨年までと比べて成長した部分は?
山田:今年のチームになって、優勝も経験しているし、年齢こそまだ若いが、チームを引っ張っていくという立ち位置に自分がいることをしっかり自覚してリーグに臨んでいると思う。また、自分がプレーで引っ張ることはもちろんだが、周りの選手たちをどう生かすか、他の選手をどう助けてあげられるかといったチーム全体のことを意識して、みんなと助け合いながら、その中心にいると思う。
もっとガツガツと自分が点数を取ることだけを考えて、やらせてあげられればいいのかもしれないけれど、今の状況を考え、自分が得点するだけでなく、周りを安心させたり、助けたりしつつ、プレーの幅を広げて頑張っていると思う。今日の試合に関しては、3セット目の終盤、ジュースになるかという時に相手に打たせないで勝利が決まったシーンがあったが、そういう場面で成長を感じる。
――スタメンで初勝利の奥山優奈選手について、どのように評価しているか?
山田:アタッカーの長所を生かしてあげようと考えるセッターだと思う。彼女がつないでアタッカーに託すトスは、アタッカーのいいところが引き出されているという印象。まだ試合経験は少ないが、若い選手なので、これからに期待している。
――内定が発表されている山田二千華選手(豊橋中央高)の合流はいつ頃? また、内定選手は現在1名のみが発表されているが、追加の発表予定はあるのか?
山田:高校の卒業式が終わってから合流の予定。今年は1名のみで、追加発表の予定はない。
――相手のレセプションが崩れる場面が多かったが、サーブの狙いはどういう作戦を立てていたのか?
山田:ターゲットもそうだが、狙ったところに打つだけではなく、関係性を突いたりとか、揺さぶりをかけるというサーブができていたと思う。今シーズン、サーブの力のあるチームが上位にいる印象がある。アタック得点もそうだが、それ以上にサーブが大事になってくるのではないかと感じている。
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