2018-06-04 12:00 追加
大分三好・石垣公也前主将 引退に寄せて「選手として、出来るのは『その時』しかない」
現役引退に寄せて インタビュー
V1リーグ 男子 / V2/V3 男子
再編が決まったV・LEAGUEで、5年ぶりに最上位カテゴリで戦うこととなった大分三好ヴァイセアドラー。このチームを長らく支え、2017/18シーズンのV・チャレンジリーグ1(2位で終了)を以て現役を引退した石垣公也・前主将にお話を伺った。
(インタビュー日:2018年4月14日)
--2017/18シーズンのリーグ限りでの引退ということになりましたが、それを決めたのはいつ頃だったのでしょうか。
ちょうど、去年の、新体制になったときにもう、このシーズン限りでというのを決めていました。
キャプテンの話が監督からあり、黒鷲旗までは続けられないことを伝え、納得していただいた上で引き受けました。
--内定選手の時期を含め8シーズン、あっという間でしたか、それとも長かったですか。
どちらかというとあっという間でしたね……。年々早くなっていったなという感じがします。
--その間、チームの戦う舞台も変化し、選手もかなり入れ替わりました。
三好さんに選手として入団させてもらって、選手としても人間としてもすごく成長できたので、やめるときは三好でやめよう、というのは、入ったときからそういう考えがあって、8シーズン続けて行くことが出来ました。
--ほぼ主力として活躍していた中で、コンディション作りで気をつけていたことはありましたか。
僕はリーグ主体で考えていたので、自分の中ではリーグにコミットし、リーグにピークを持って行こうとしていました。シーズンが終わってから、次のリーグまでの期間、天皇杯や国体予選などの大会をこなしながら、長い調整期間を以てリーグに合わせて行くこと、試合ごとにリーグを見据えて、トレーニングをしたり、技術を徐々に上げていくという感じでやっていました。
--8シーズンを紐解いていたところ、攻撃的な役割を担っていたシーズンと、守備の要としての役割を担っていたシーズンがあって……近年ではそちらのほうが印象にあるのですが、シーズンによってチームに求められていることというのは変わってきていたんでしょうか。
ポジションとして入るところが変わりまして。プレミアのときは、ディフェンス面で要になる選手が別にいました(高橋和人選手、のちジェイテクトSTINGS→日立リヴァーレコーチ)ので、そこでは反対のポジションに入って攻撃メインということがありましたし、チャレンジリーグに降格して、その選手も抜けてしまいましたので、自分が抜擢されたということで。ディフェンシブなサイドアタッカーということで、試合にも出させてもらったし、自分の中でも、そういう仕事なんだろうなと思って、そこは、責任を持って練習に取り組んでチームに貢献していこうと、それだけは見失わないように、取り組んでいきました。
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