2018-11-26 19:32 追加
大野姉妹ミドル対決 NEC・大野果奈「次は絶対に勝ちたいです!」 東レ・大野果歩「マッチアップで当たった時は絶対に止めてやると思っていた」 V1リーグ女子東京大会会見コメント
SV女子
■東レアローズ
●菅野幸一郎監督
1セット目の出だしはリードされ、嫌なところでしっかり得点をとれたので、あのまま逃げ切りたいところでしたが、まだまだ甘いところがあり、落としてしまいました。2セット目は余裕を持って勝てたものの、ヤナ(クラン)選手中心の単調なバレーになってしまいました。逆に3セット目は相手のペースとなり、4セット目は何とか取ることができました。4セット目に関してはヤナ選手ばかりに頼らずに、他の選手も攻撃できていたと思います。まだまだヤナ選手に頼っている試合が多いので、そこを修正していけたらと思っています。
5セット目は愛(黒後選手)がしっかり決めていたので、最初から活躍できるようになればもっとリズムよくゲームができたかなと。最終的に勝てたことはよかったと思います。
――セッターの関(菜々巳)選手の評価は?
菅野:今日はトスがあまり安定してなかったと思います。苦しいところでヤナ選手にばかり持っていったり。2セット目の連続得点のところは打ちやすいように持っていったので、ヤナ選手もしっかり打てていましたが、苦しい時ばかりではなくいい状態の時に持っていって打たせてほしい。その辺の組み立てはもう少し周りを見ながらできたらいいかなと思います。まだ1年目なので夢中でやっている段階だと思いますが、周りの状況、相手のブロッカーなどもしっかり見ながらトスが上げられるようになれば、もう少し力が出せるようになるのではないでしょうか。それでも1年目としてはまずまずの出来かなと思います。
――1年目から関選手を積極的に起用されている理由は?
菅野:白井美沙紀選手と競わせていますが、練習の中でも関の方がいい状態の時が多いので、スタートで使っている状況です。練習でも試合でも2人を競い合わせながらやっています。
●大野果歩選手
1セット目を相手にとられてしまい、そこから粘ってフルセットまで持ち込んで勝てたことは大きいと思います。とりあえず、「勝つ」ということができてよかったと思っています。サーブで相手を崩し、その後にブロックとディグの関係がしっかりできていたことが勝因だったのではないかと思います。
●黒後愛選手
今日の試合は私たちが苦しい場面が何度もあったのですが、チーム全員が絶対にこの試合を勝ち切りたいという思いで、最後まで集中力を切らさずにできたことが勝因だったのではないかと思います。
――大野選手に。先ほどNECの会見で妹さんの果奈選手が「東レさんはミドルが機能し、マークしづらくなっているけれど、負けて悔しいので、次回は絶対に勝ちたい」とおっしゃっていました。果歩選手はいつも姉妹対決の時にどんな思いで試合に臨んでいますか?
また、今日の試合でマッチアップで果奈選手と当たった時はどんなことを考えていましたか?
大野:私も「決められたくない」「絶対に負けたくない」という気持ちでやっているので、マッチアップが一緒になった時は「止めてやる!」と思ってやっていました(笑)
――結果には満足していますか?
大野:もっとできたかな?と思っています(笑)
――黒後選手に。サーブが好調でしたが、どんなことを意識して打っていますか?
黒後:サーブは一番最初の攻撃だと考えているので、サーブで崩せたらチームもリズムに乗れますし、いい展開ができるので、攻めていきたいという気持ちでやっています。
――今日のご自身の出来については?
黒後:勝てたのでよかったです(笑)
――黒後選手に。調子が上がってきたと思いますが、吹っ切れたとか、意識を変えたといったことがあれば教えてください。また、チームの中で心がけていることは?
黒後:試合をしていくうちに自分たちの中でもコンビだったり、ブロックとディフェンスの関係だったり、上がってきているという感覚はきっとチーム全員が持っていると思うので、試合の中でそういうことができているのはいいことだと思います。でも、今はリーグ序盤なので、ここからまたチームが上がっていくためにはどうしたらいいのかということを一人ひとり考えて行動に移していきたいと思います。
個人的にはもっと得点をとる面で機能しなくてはならないという思いがありますが、正直まだ納得のいくプレーができていません。そこは切り替えて、ダメだったら次はどうするかを考えて、前を向いて頑張っていきたいと思います。
写真:黒羽白・堀江丈
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