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会見・コメント

2019-10-30 19:13 追加

今季初勝利のNEC・古賀紗理那「点を取ることにフォーカスしたい」日立・佐藤美弥「経験の重みを感じています」

V1リーグ 女子

■金子隆行監督

先週はホームゲームで厳しい敗戦になりました。オフェンスをもう少し上げていこうと、その意識づけの練習をしてきました。(その成果もあって)今回はそれなりにミドルを絡めた攻撃ができたかなと感じています。まずは1勝できたことで選手たちもほっとしているのかなと思います。この勢いを持って戦っていきたいですね。
この郡山の地で…台風の被害だったり水害が続いている中で戦う意味というのをしっかり理解して選手たちがプレーしてくれました。多くの方々に影響を与えることのできるチームを目指して頑張っていきたいと思います。

――スタートのセッターが澤田(由佳)選手でした。

金子:彼女はミドルを絡めた攻撃を上手く組み立ててくれます。うちのチームは大砲がいるわけではないのでミドルを中心としたコンビバレーを武器にしていかなければと思っています。(身長の低さから)ブロック等では弱点になりかねないと思われるかもしれませんが、今日は必死に跳んでくれていいワンタッチも取っていました。

――先週からはオフェンスを重点的に練習されたということですが、第1戦はオフェンスに問題があったと見ていらっしゃいますか?

金子:そうですね、私自身ディフェンスに注力しがちなところがありますし、実際ブロックディフェンスの強化というところに力を置いていました。ただ、今はそこよりもオフェンスです。前の試合は決定率が24%という明らかに低い数字でした。上位に食い込んでいくためにはアタック決定率を30%後半には持っていかないと。そこを早い時期に修正しようと1週間やってきました。

――武蔵小杉駅周辺なども深刻な水害がありました。練習に影響などは?

金子:練習自体には全く問題はありませんでした。とはいえ、地域一帯に被害が出ています。そういうところを日々通勤していくわけですから、みんないろんな想いを持って戦っています。

――第3セット、流れを日立に持っていかれたところで、荒谷(栞)選手を起用。これが大当たりになりました。荒谷選手を投入しようと思ったのは?

金子:山田(二千華)も非常に高いものを持っているんですけど、力を発揮しきれていない時間が長く続いていました。荒谷はスピードがあるのでコートのリズムを上げたいなと考えて投入しました。

――サーブから6連続ブレイクでした。

金子:荒谷はハートが強い、勝負強いというのは前から知っていました。与えられた仕事、役割で期待した以上のことをやってくれたと思います。

――ユーティリティープレーヤーといいますか、なんでもできるタイプだと思います。今シーズンはミドルでの起用がメインになるのでしょうか?

金子:そうですね、サイドは数もいますし、ミドルには荒谷の経験値が必要です。荒谷も(ポジションが定まらず)もどかしい部分はあると思うのですが、本人とも話をして「このポジションでチームに貢献してくれないか」ということで。今後サイドに、ということもあるかもしれないですけど、シーズン中に彼女をあまり振り回したくはないということもあるので。今シーズンはミドルかな、と。

 

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