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インタビュー

2020-12-28 08:00 追加

新監督に聞く JT広島・原秀治さん「どうしてもまたバレーに携わりたかった」

原秀治監督インタビュー

SV男子

今季からJTサンダーズ広島の指揮を執る原秀治氏にお話を伺った。原氏は高卒でJTに入社。全日本代表でも活躍し、JTでも長くチームに貢献。引退後は社業に専念したが、退職して大野石油広島オイラーズの監督に就任。その後2019年にコーチとしてJTに復帰し、2020年度から監督として指揮を執る。

――長らくJTに携わって来られて、いったん外に出られてまた戻ってきた経緯を。

原:50歳を機に、まあJTの会社の方針で早期退職を募ることがあったんです。その時に家庭の事情とかいろいろ考えた時に、もう一回バレーのほうに戻りたいという気持ちがあったんですよね。それで、資格とか取りにいったりとか色々するので、会社のほうは退職しました。ほんと、どこでもいいから監督…というかバレーに携わりたいと思ったときだったんですよね。ちょうどいい転機になったんで、その…背中を押す、じゃないですけど。自分でいろいろ決めて決断しました。まあ一年間はプー太郎で、家族にも迷惑をかけたんですけど。退職してバレーに携わるというのは、家族には事後報告だったかもしれないですね。すみません。

――JTに戻ってこられたのは。

それから一年後に大野石油の監督になったんですけど、女子畑は初めてだったので、いろいろ戸惑うところはあったんですが、やっぱりやりがいがあるなと思って一生懸命やってたんです。その中でも僕の野望というか…JTの監督にというのが非常に強かった。ですから、この話をいただいたときに、こんな54にも5にもなって、もう一回そういうチャンスをもらえるっていうのは、本当もう二度とはないだろうなと思ったんで決断したんです。

ただ、大野石油のバレー部も2年しかやってなくて、中途半端で投げ出すような形になってしまうので、非常に葛藤はあったんですけど、決断したというか…はい。

――久々にJTのジャージを着た感想は。

原:早く似合うようになりたいという話ですよね。ほかの人からは「やっぱりこっちがいいね」って言ってもらえるんですけど、自分的には当時とは全然違うんでね、ジャージも。

――JTに合流しての印象は。

原:会社の社業の時は、練習なんか年に1回か2回しか見たことないし、試合も広島大会くらいしか行ってなかったですからね。ファイナルとかは九州とかでやってたりしたらOBの方と行ったりとかはしてたんですけどね。

個々の能力は非常に高いものがあるので、目標である優勝に向かってみんな一生懸命やってるから、僕もそれにちょっとでも力が貸せれたらと思ってますけど。
印象は…なんだろう、なんかすごい真面目な子が多くなったなという。お酒も飲まないし。そんな感じですかね(笑)

―ー女子の指導と男子の指導は違うか。

原:やっぱりバレーボールの本質は全く一緒なんで、そんなに変わったなというようなことはないです。

――髪型とか変えたら気が付けないといけないとか?

原:あはは、確かにそういうのは気を付けるようにはしてましたね(笑)

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