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会見・コメント

2021-01-31 08:16 追加

柳田将洋「このレベルの相手とやると楽しい反面課題も突きつけられる」山村監督「小野のパフォーマンスが戻っていても加藤でいくつもりでした」サントリー会見

V1リーグ 男子


●山村監督
事前に予想していたとおりハードな内容でした。序盤パナソニックさんの強いサーブに苦しめられた場面が多々あった。試合の中で修正してくれた。
アタックに関しても先週までだったら決まっていたボールも決まらなくて、いつもより強く、いつもより精度を高くというところで、いいリズムでやれていないところもあったんですが、試合の中でパスが返るにつれていつもどおりのコンビネーションを組めるようになった。修正できたのが大きな勝因かなと思います。

――先週は課題にサーブを挙げられて今週はそこがポイントと言われていたが、ムセルスキー選手も柳田選手もだいぶ修正できたと思いますが。

山村:先週は自分たちのサーブが思うようにコートに打ち込んでいくことができずにリズムができなかった。
選手に聞いたらうちの体育館は小さいので打ちやすいらしい。パナソニックさんもいいサーブを打っていた。会場が変わったときにでもいいサーブが打てるようにしないといけない。今日に関しては強いサーブが入っていた。うちとしてはバレーがしやすくなるかなと思います。

――先週に続いて加藤選手をミドルで使って、加藤選手の評価は。

山村:たとえ今週小野のパフォーマンスが戻っていようが加藤でいこうと思っていました。今加藤が期待以上に成長してくれた。今まで塩田と小野がずっと入っていたが、そこにかわっていく選手が今後必要になってくると思っている。
コロナ明けから加藤選手だったり小川選手だったり、使っていきたいと思わせる選手がでてきている。VC長野戦で2名試して、そのなかで、ブロック力が安定している加藤を入れて、成長させ切りたい。
うちとしては、VCさん東レさんパナソニックさんと階段状に強くなっていくという最高の流れだったので、加藤を自信つけさせきりたいという思い出使いました。それに応えるようにブロックの本数はそんなでもなくてもタッチをとってくれた。決定率も高い。
多少のぽかも計算通り。そこはあまり責めるつもりもない。急に世界有数のプレーヤーになるわけでもなく、徐々に階段をのぼるしかない。彼のもたらす勢いはまちがいなくチームにとってプラスになっている。
逆に小野はそれを見て火をつけていると思うので、試合に出たいという思いで練習に打ち込んでほしい。言葉もかけてます。
それを打ち破ったときまた違ったサンバーズの大宅とのコンビを見せてくれると思います。

ミドルの起用に関してはかけではあったんですけど、加藤は十分応えてくれたなと思います。

――加藤選手は約束事があるときにその通りに動いてくれるということを聞きましたが。
山村:本当に彼は真面目で愚直で真っ直ぐなので、指示通り動いてくれる。僕が言うのはなんですけど、僕とは真逆のプレーヤーなので使いやすい。彼がその手を離れて、独創性を身に着けたら手につけられない選手になる。この数試合の中の彼の成長は皆さんも感じていると思います。
普通なら加藤ばかり質問が来てないと思うんですけど。
彼は天狗になるようなタイプではないですし。いまサンバーズは層が厚くなってきて、監督としては悩ましい。誰を使って勝たないといけないか。嬉しい悲鳴の一つ。

――ジャッジでお互いにそうじゃないでしょっていうのがあったと思いますが。
山村:人間が行うことなので、間違うことだったりすることも多々あるんですけど、致し方無いと言ったらあれなんですけど、難しいと思います。実際僕らでも見えないからチャレンジするわけだし。審判さんたち2名いても、捉えきれなかったり間違うこともある。時には声を荒げることもアピールすることは両チームあった。うちの選手はうまく切り替えたけどパナソニックさんは引きずったかもしれない。試合の勝敗に影響したかもしれない。
そういう意味ではサンバーズのほうが大人だったのかな(笑)。
パナソニックさんもともとアピールがうまい。表現力も上手。なかなか審判てジャッジを覆すことはないんですけど、今日も1回それを引き出していたシーンもあった。

それ(ジャッジトラブル)がでも試合に影響してしまうと、パフォーマンス以外のところに気を使わないといけないのはいやなので、現役時代から思ってましたが、レフリーの質は向上してほしい。ただそれは言っても仕方ない。僕だったら絶対審判したくないなと思う。お互い成長していける関係だったらいいと思います。

写真:火野千鶴

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