2021-08-06 11:11 追加
ロシアとフランスがそれぞれ決勝進出を決める!-東京オリンピック男子バレー準決勝
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フランス vs アルゼンチン 3 : 0 (25-22, 25-19, 25-22)
続く準決勝第2試合はフランス対アルゼンチン。予選ではフルセットでアルゼンチンが勝利していましたが次はどう転ぶかわからない内容だったため、この試合も長くなることが予想されましたが、蓋を開けてみるとフランスがアルゼンチンを寄せ付けずにストレート勝利を収める結果となりました。
フランスはスタートからセッターをキャプテンのトニウッティではなく、準々決勝勝利の立役者となったブリザールを起用。一方のアルゼンチンはいつものメンバーでした。第1セットこそ両者一歩も譲らない展開で、お互いミドルを絡めつつ、パトリィとリマの両オポジットを中心に得点を重ねます。しかし、21-21の場面でリリーフサーバーで入ったフランスのルアティがサービスエースを決めると、そこから更に連続ブレイクを決めて23-21とします。そして最後にはパラシオスのスパイクをチネニエーゼがシャットアウトして25-22でフランスが1セット目を先取します。
続く第2セットもフランスが止まりませんでした。序盤にルゴフのサーブからのカウンターアタックをヌガペトが立て続けに決めて6-3とリードを広げます。アルゼンチンもアウトサイドヒッターをパラシオスから守備のいいポグライエンに代え、中盤にはミドルブロッカーのソレに代えてラモスを投入するなどして流れを変えに図りますが、パトリィ、ヌガペト、クレブノのサイド3人の高い決定力を前になかなかブレイクを奪うことができず、25-19でこのセットもフランスが取ります。
第3セット。あとがないアルゼンチンは一発からソレのブロックがクレブノをシャットしていい出だしを切りますが、その後スパイクミスやサーブミスが続いてまたも序盤から6-2とフランスにリードを許してしまいます。アルゼンチンは中盤またもソレのブロックなどで15-15と追いつきますが、あと一本が出ず逆にソレのクイックがフランスのチネニエーゼのブロックに捕まってフランスに勢いを取り戻させてしまいます。このようにこの試合のフランスは非常に「ノって」いました。スパイクはハイセットでも面白いように決まるし、あと一歩で追いつかれるという場面でもポジティブな雰囲気は変わらずうまく切り抜けられていましたし、オポジットのパトリィをはじめサイド陣のハイセットでの決定力が高く、サーブレシーブが乱れてもあわてませんでした。
一方のアルゼンチンは要所でのミスが多く、せっかく引き寄せたかけた流れを自分たちで潰してしまうという場面が多々見られました。疲れが見られたのか今大会で一番元気がなかったように思います。そのような感じで一度「ノッた」フランスを止められなかったアルゼンチン。最後もリマがチネニエーゼのこの日4本目のブロックに捕まって第3セット25-22、セットカウント3-0でフランスがアルゼンチンに勝利し、見事決勝進出を果たしました。

喜びが爆発するフランスメンバー
フランス代表は史上初めてオリンピック決勝の舞台にコマを進めます。ロラン・ティリ監督の9年間の集大成は何色のメダルとなるのでしょうか。また敗れたアルゼンチンは3位決定戦に回り、1988年のソウルオリンピック以来23年ぶりの銅メダルを目指します。

試合後の両キャプテンの抱擁。これは泣く。
決勝、3位決定戦の予定
8月5日(木)
3位決定戦 13:30 アルゼンチンvsブラジル
決勝戦 21:15 フランスvsロシア
3位決定戦は南米対決。予選ではブラジルがフルセットでアルゼンチンに勝っていますが、メダルに向けてブラジルは更にギアを上げてくることでしょう。それに対してアルゼンチンが準々決勝までの力を取り戻してベストパフォーマンスを出しきれるかがキーとなるでしょう。
決勝戦はフランス対ロシア。こちらも予選ではフランスがロシアをストレートで下していますが、決勝ではどうなるかわかりません。どちらのチームにも勢いがあります。ただ両者のバレースタイルは大きく異なります。堅いディフェンスをベースに緻密なバレーを展開するフランスに対し、高さとパワーのサーブ&ブロックで押していくロシア。本当にどんな決勝戦になるのかこれから楽しみです!
視聴方法
テレビ放送
- NHK-BS1 21:35~(20分遅れの録画)
ウェブ配信
文責:堤敏樹(https://www.toshiki71.com/tokyosemifinal/)
写真:FIVB
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