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インタビュー

2021-12-16 08:00 追加

髙橋健太郎(東レ)「五輪落選はもちろんとても悔しかった。でも東レという戻ってくる場所があり、家族の言葉で奮起できました」

髙橋健太郎インタビュー

V1リーグ 男子


バレーボールV.LEAGUE DIVISION1MENの東レアローズ(本拠地:静岡県三島市)に所属する高橋健太郎選手にお話を聞いた。高橋選手は2015年のワールドカップで、石川祐希選手や柳田将洋選手、山内晶大選手とともに「ネクスト4」として大ブレイク。しかし、所属チームでそれぞれレギュラーとして定着した他の3人と異なり、怪我がちでなかなかそのパフォーマンスを発揮することができなかった。東京オリンピック開催となった今年度は、五輪メンバー選考の場となった中国とのテストマッチやネーションズリーグでもスパイクやブロックではいいパフォーマンスを見せたものの、ジャンプサーブのミス率が高く、結果的にそれが原因でメンタル的にも影響を及ぼし、五輪メンバーからは落選となった。

9月に行われたアジア選手権にも出場せず、夏場を東レアローズで過ごし、自身を見つめ直した。12月5日でいったんリーグは中断したが、この時点でチームは首位、そして髙橋自身もブロックランキングと決定率でトップに立った。

――五輪メンバーから外れて、その悔しさもあったと思いますが、この夏場どうやって自分を鍛錬して、今非常に調子いいと思うのですが、ブロックも昨日はキルが7本。今日も4。決定率も17打数で70%とか。そういったところに結びつけるためにどういうことをされたのか。

髙橋:オリンピックについてはあちこちで言ってきましたが、もちろんとても悔しかったです。それを切り替えられたのは、チームメイトだったりとか、東レアローズという戻ってくる場所があったことにまず感謝しています。あとは家族。家族が色々言ってくれる言葉で、またもう一回奮起できた。それで今季調子いいのは…調子いいというか、僕の中では調子がいいわけじゃなくて、これが(自分の実力で、それが)コンスタントになってるという。いいときと悪いときの波が少なくなったというのが、僕の中の感覚としては正しいですね。

でもこれもチームが勝ちグセがついてる中で、自分もその一員としてやれているというのが、たぶん自分のパフォーマンスにいい影響を与えていると思います。本当に悔しい思いもしましたし、今後多分そういう思いはプレーし続けていく以上、もっともっといろんな局面でぶち当たることがあると思いますが、これからもしっかり頑張っていきたい。

――パリ五輪は目指しますか?

髙橋:それも結構聞かれるんですけど、なんだろうな、目指す目指さないじゃなくて、今のところですけど、僕も自分の評価を下げたくないし、自分にとってマイナスな発言はしたくないので、目指すとかじゃなくて、通過点にというか、その道筋に僕がいればいいなと思うけど、選んでいただく立場なので、なんとも言えないかなと思いますね。

――あと、サーブをフローターに変えて、結構ミスが減りましたし、効果率もいいですよね。
髙橋:そうですね。ストレスがないのでいい感じです(笑)。

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