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インタビュー

2021-12-29 11:00 追加

スポルディング×日本体育大学女子バレーボール部 根本研監督「カレッジバレーに新しい風を」

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「スポルディングの製品はスタイリッシュで機能的。カレッジスポーツを盛り上げる環境づくりに貢献してくれています」(根本監督)

根本研監督は同大学准教授であると同時に、ユニバーシアード女子代表監督も務めるなど、大学バレー界に長年貢献している。

スポルディングとの出会いは同社に日体大OBがいたことから。「アメリカでバレーボールを初めて作った会社であり、バックグラウンドもしっかりしている。カレッジバレーに新しい風を吹かせることができるのではないか」と根本監督も感じ、まずはバレー教室で着用するTシャツを製作してもらった。その後、移動着のパーカーも導入。「ファッショナブルで選手たちにも好評でした」(根本監督)


根本研監督

そして昨年からはユニフォームも導入。「私がアドバイザーとなり、学生たちの意見も取り入れ、新しい形で素材からユニフォームを開発しました。スポルディングはアメリカの企業だけあって、動きが速いのが特徴で、現在に至っています。アメリカはカレッジスポーツが盛ん。私たちも4年に1度アメリカ遠征をして、現地の大学生とエキシビジョンマッチを実施し、その盛り上がりを体感していますが、昨年はコロナの影響で中止になってしまいました。日本でも、スポルディングのような企業とともに学生スポーツを盛り上げていきたいですね」と根本監督は語る。

日本の学生スポーツは保護者の負担も大きく、アルバイトもなかなかできないことから、スポルディングがサポートしてくれることは非常に意義深いと根本監督は言う。「スポルディングの製品はアウター、インナー、リュックなど、どれもスタイリッシュで機能性が高く、使いやすい。また、製品提供によるサポートだけでなく、担当者の方が合宿に帯同してくれたり、試合に応援に来てくれたり。励みになり、頑張る力を与えてもらって感謝しています」

女子ではOG初のオリンピアン誕生。男子代表の高橋藍も選手たちの刺激に

今年度の全日本インカレでは3年ぶりにベスト4に進出。決勝の舞台に立つことができた。また、小幡真子の五輪出場でOG初のオリンピアンも誕生という嬉しいニュースもあった。「小幡は学生時代から非凡な才能があり、芯の強さも持ち合わせていました。また、東京五輪で私たちのチームは会場ボランティアも経験しましたが、その活動をしながら同じ大学に通う高橋藍が男子五輪代表として活躍する姿を見て、女子の選手たちも大いに刺激になったようです」(根本監督)

全日本インカレでチームを牽引し、引退した塩出ら4年生は、Vリーグに4名(V1、V2に各2名)、9人制に1名が進む。「彼女たちの頑張りを新チームにもつなぎたいですね」と話してくれた根本監督。同大学チームの今後の躍進にも大いに期待したい。

写真:中崎武志
取材:高井みわ

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