2022-01-15 07:10 追加
サントリー・柳田将洋「いかに自信を持ってコートに立つのかが大事」V1男子会見
V1リーグ 男子
●柳田将洋選手(アウトサイドヒッター)
昨日に対しての対策を取られて、サーブでプレッシャーをかけられて点差を詰め切れずに平板な展開になりました。
個人的にも第4セットもそうですし、それ以外の場面でもかなりサーブでプレッシャーをかけられ、ブレイクの機会を相手に与えてしまいました。
そこからサイドアウトの応酬のところを耐え切れませんでした。
他の場面ではこの(ムセルスキー選手が入った)メンバーになって、年明け2戦目ということで、辻褄が合わないことを試合で修正をしているところがあります。
来週から上位と当たる(1/15,16は首位の堺戦)中で練習でやってきたことや今日の反省点をさらに良い形で試合に持ち込めれば良いと思います。
そこに向けて並行してコンディションを上げていきたいです。
――ムセルスキー選手が帰ってきてチームとのフィット感は?
柳田:彼の決定力の高さはみなさんご存じのところだと思います。
アラインが入っているときより明らかにバレーボールのスタイルが変わっていますし、重要な場面で彼にボールが集まるのは想定できるかなと思います。
僕自身は昨シーズンからやっていてそれは重々理解してチーム内で統一できています。決定力を求められている一人のプレーヤーとしても彼に任せきりではなくてそれに負けないようにというか決定力あることを見せて相手にプレッシャーをかけることを出していきたいなと思いながら練習をしています。
――今後チームとして大事になってくることは?
柳田:いかに自信を持ってコートに立つのかが大事です。
僕らのようなスパイクサーブを持つ選手を沢山抱えているチームはやれることは決まっており、その中でどれだけ迷いなく、自信をもって遂行することが結局はプラスの方向に繋がると思います。
それを個人で作るのかチームで作るのかそういうところはいろいろなアプローチが必要です。やってきた事がコートに出る事実しか起きないと思うので、そういうポジティブなとらえ方をしてコートに立っています。
今日もサーブを数本ミスをしてしまいましたが、サーブだけに関しては相手からプレッシャーをかけられたとも思いますし、その反面レセプションに課題が残りました。今日のゲーム、シーズンを通して自信を個人、チームで落としてしまうということはしたくないです。
去年優勝したチャンピオンとして今シーズン2連覇を目指しているというプライドを持っていますし、受け身になるようなチームではないので攻めていって勝ち負けがそれについてくるというところです。
ある1本で試合の勝敗がどうなるというよりは、その時の自分の仕事を全うする自信をもってやっていくことが一番必要です。
――Bリーグの大阪エベッサと2年連続で共催をできた点について(注:Bリーグの試合は選手・チームスタッフのコロナ感染の影響で中止。大阪エベッサのガールズパフォーマンスユニット「BT」、マスコット(まいどくん)とのコラボレーション企画は実施された)
柳田:一つの競技に固執してファンを奪い合うのではなく。競技の垣根を越えて開催できるというのは可能性を感じさせることだと思います。
僕らとしてもバスケットボールを見に来られた方がバレーボールを見たときに、「見せる」ことが僕らの仕事なので精一杯やることです。
それ以外の細部でそういった要素を感じられているかは僕はわかりませんが重要なことです。
僕はプレーヤーとしてやっているので来てくれた人にバレーボールを面白いということをプレーで表現することが仕事です。
そこだけではないということは思っています。それはサンバーズが一つになって魅力を伝えるということが仕事なのかなと思います。
僕自身が先々プレーヤーとして終わった後もそういうことを考え続けられる場所に居たいなと思います。
なかなか運営の中の事情は知りえることは難しいですが、外から客観的に見たときに自分なりに上からの視点で評価をして、何をしたら面白くなるのか、足りないのかということを見る癖をつけたいです。
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