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会見・コメント

2022-01-15 07:10 追加

サントリー・柳田将洋「いかに自信を持ってコートに立つのかが大事」V1男子会見

V1リーグ 男子

●山村宏太監督

昨日の激しい試合の後、我々も今日の時間を使って試合に挑もうとしましたが、大宅、ディマ選手にアクシデントがありベストな状態で戦えなかったことが敗因の一つです。
技術的には名古屋さんが粘りのあるバレーを展開していて、それに対して我慢すべきところは我慢できていましたが、昨日より攻めてきた相手のアグレッシブなサーブに対して我慢しきれない状況になりました。
最後の得点を決定する場面で決めきれなかったことが敗因に繋がるところですので、まずは大宅、ディマのコンディションを戻していくことかつ、ディマが合流したから勝てるわけではないことが今日の試合で分かったと思うので特にサーブの部分で修正が必要です。

――大宅選手、藤中(謙也)選手を普段のスパイクサーブではなく、ジャンプフローターサーブにした狙いについて。
山村:昨日の試合でフルセットで30本ちょっと(31本)、セット平均6本以上サービスミスが出ていましたので、サーブミスのコントロールをしないといけないということで今日のサーブはアクシデントはあることもあり大宅を、指示は出していませんが自分の判断で藤中がジャンプフローターサーブにしました。
今後に向けてはサーブはサンバーズの強みであるのでいかにミスをせずに強いサーブを相手のコートに打ち込んでいくかということが修正ポイントになります。
全体としてマサ、ディマというのはチームのビッグサーバーになりますのでポイントを狙う、レシーブを崩してブロック、ディフェンスでトランジションで点数を作ってブレイクポイントを取るというのがウチの狙いです。
今日でいうとディマ選手はコンディションの問題もありますが打ち切れなかった。マサはいつも通りのサーブを打ってくれました。

――アライン選手をOHとして2つのポジション(柳田選手との組み合わせ、藤中選手との組み合わせ)で起用した狙いと評価は?
マサは怪我明けでまだベストパフォーマンスに戻っていないということでアラインをマサのところに送りました。
第3セット藤中のところにアラインを入れたのは、劣勢なシーンであったので攻撃力を高めてブレイクポイントを取れるような布陣でレシーブが崩れてもサイドアウトを取れる想定でした。
ディマの今日の調子だとトスを上げるのもためらわれる状況だったので大宅も苦心しながらなんとかサイドアウトを取っていた状況でした。
アラインはOPのときのイメージがあると思うが本来OHとして今後は使っていきたいのでどの程度そういう場面でできるのかを含めて見ていきたいです。
今日も頑張ってくれましたが柳田の怪我明けの状況で、どういうシチュエーションでアラインがコートに立っていくのかを見たいために今日の試合使いました。
アラインはOPとしても今日の試合でも存在感は示してくれました。
マサも攻撃的なポジションに入ってもらっているので決定率を残してほしいということで昨日数字は40%でしたが、アラインはそれを補える特性のある選手なので期待してます。
今日の試合途中から入ってレセプションで苦しめられるシーンがありました。そこが今後の課題になるのは間違いないです。
練習の時は抑えられていますが、今日のように崩れてしまうと代わりに入ってバタバタ行ってしまうと思うのでそういうシーンからでも行けるような準備が必要です。
今日プレーをして練習の取り組みやどういう準備をすべきがわかってくれたと思いますのでサンバーズの選手層の厚みに繋がると思います。
逆にマサは今まで最初から入っていますが、途中から入るパターンもあり得ますので、藤中、アラインの組み合わせの状況でマサをいれるパターンなどいろいろ試しながらやっていきます。

写真:黒羽白

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