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会見・コメント

2022-03-09 23:55 追加

JT広島・坂下純也「いろんな選手が出て勝てたということはプラスなところ」V1男子会見

V1リーグ 男子

●原秀治監督

フルセットで勝利ができました。試合の入りですが、淡泊で1対6で戦っているような印象でチームとして戦っていませんでした。
その点でリズムに乗れず、第1セットの点数(15-25)になりました。
今回今まであまり試合に出ていなかった井上慎一朗と安永(拓弥)を先発に入れましたが、コートの中で仕事をしてくれたと思います。
ただ試合感覚がなかったこともあり自分のプレーができなかった部分はあります。
途中から出場した選手が仕事をしてくれて、チームに勝利をもたらせてくれました。
明日までに修正でいるようなところがあれば、修正をしてしっかり戦っていければと思います。

――力は上とみていたがもたついた原因は?
原:もたついたというより、こういうバレーをしてしまうのも実力です。
試合の中で悪い状況でも悪いなりのレベルを上げていくということが強いチームになっていくということです。
今日の試合はズルズルいって負けてしまわず、粘って自分たちのバレーをいかに取り戻すかという形でやってくれました。
ただ心の隙間というのはあったかもしれません。そういう部分はなくしていかないと勝てないと思います。
挑戦者という形で挑んでいくのがウチのバレーですので、それを徹底したいです。

――そこから立て直せた理由は?
原:(今までの試合で)軸となっていた山本将平がコートに戻って、ある程度のリズムを作ってくれました。
その後のプレーが今一つ調整不足でした。途中から出てくれた新井(雄大)や、西村(信)のサーブがチームの勢いをつけてくました。
途中で陳(建禎)が2枚替えで自分の仕事をし、やるべきことをしっかりやってくれました。その辺りがもっと積み重なってくれれば良いと思います。

――小野寺主将不在の影響はあったか?
原:試合から遠ざかっていた安永を出場させました。試合の序盤でセッターとのコミュニケーションが不足してしましたが、後半になって大事な場面で決めてくれました。
第1セットからそのプレーが出てくればもっとVC長野さんを苦しめることができたと思います。

――明日はうまく入れそうか?
原:願望ですが、入ってほしいです。通常のアップとやり方が違っていたので、その点を工夫してスムーズに入るということがスタッフができることです。

――セッターの金子選手のトスがあっていないように見えたが?
原:上げたところのスパイクが決まらずエドガー(トーマス)1本になりました。上げ急いたので短い、長い、近いのが出て心の余裕がなくなったのかなと思います。
ウチの負け試合はそういう部分が出ます。金子本人もわかっているとは思いますが、レベルアップできれば彼もチームも上に行けます。

――第2セット以降は立ち直った感じか?
原:第1セットベンチに下げて冷静に試合を見れたと思います。それ以降は普通のトスを上げてくれたと思います。

――明日への修正点は?
原:今日の入りの前のアップ不足等があったかもしれないので、その点をやっていきたいです。
1対6の感じでスパイカーに上げて「決めてくれ」といったムードにならないように1本目のパス、次のトスの精度を上げれば決まる確率が上がります。
その点を肝に銘じて戦います。

――第2セット途中まで井上慎一朗選手を起用し続けたが。
原:スパイクは決まらなかった面はありますが、サイドとしての役割はしっかりやってくれていました。
第2セット途中でスパイクを止められ、その後ミスをするまで期待に応えてくれました。
試合に勝つためにどうするかというところでスタッフで決め途中で代えました。
遅かったかもしれませんが井上のことを信じて起用していたという感じです。

――陳選手をオポジットに起用したのは?アウトサイドもできるが?
原:僕としてはどちらでもできると思います。
陳はアウトサイドで出たいと思っていると考えますが、熊倉(允)がコンディション不足でベンチ入りしていないなどチーム事情があります。
熊倉が戻ってくればアウトサイド1本に絞れると思います。
残り9試合1試合でも多く勝ちたいですので、ポジションにこだわらず起用していきたいと思います。

写真:黒羽白

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