2022-04-07 16:51 追加
FC東京 栗山主将「チームの今後は僕には何もわかりません」エスペホ「できれば来季もこのチームでVリーグを戦いたい」リーグラストゲーム会見
V1リーグ 男子
――玉宅選手に。今日は序盤は点が離されていき、途中から徐々に詰めていって追いかけるという展開が多かったですが、セッターとしてトスを意識したこと、修正していった点は?
玉宅:僕の場合は手原選手と違って、テクニックがあるわけではないので、なかなかブロックを振って1枚とか、ノーブロックで打たせる状況が少ない中、しっかりスパイカーに打ってもらうトスを上げないといけない。序盤はちょっとスパイカーとなかなか合っていない所があったんですけど、プレーしていく中で徐々に合っていったので、最終的に決めてもらう展開が多くなったので、終盤に点数を重ねられたかなと思います。
――栗山選手に。FC東京は今どういう状況にあるのか?今後どうなっていくのか。
栗山:僕の方ではどうなるかは分からない。真保さんに聞いてみてくださいとしか言えません。ただ、まだまだバレーを続ける人もいると思いますし、シーズンで引退する選手も出てくると思う。小田嶋さんがさっき仰っていたように、順位は変わらないですけど、1試合1試合しっかり成長していけるようにという気持ちでチームで話をしているし、監督からも言われているので、意味のある試合にしていきたいと思っています。
――小田嶋選手に。先ほど栗山選手からもあったが、FC東京のユニフォームを着て、リーグ戦で戦う事の意味を改めて。
小田嶋:先週の土日のホームゲームで、たくさんの方が観に来てくれて、改めて我々FC東京バレーボールチームは応援されているな、愛されているなと感じました。次は広島での試合なので、サポーターの方が来てくれるのは難しいと思いますが、画面越しや色んなことで応援してくれていると思うので、感謝を身体で表現して戦っていきたいと思っています。
――年齢的にも現役を続けるか、引退するかという迷いもあるかもしれないが、バレーに対するこだわり、プレイヤーとしてやりたい事は。
小田嶋:身体が動くうちは僕自身はやりたいと思っている。バレーボールの情熱もまだまだあるので、ハッキリとは言えないが、引き続き頑張っていきたいと思っています。
――エスペホ選手に。今シーズンは2度目のVリーグ挑戦だったが、どのように感じられたか。
エスペホ:プレーに関して、ベンチからスタートになってもベスト出さないといけないと思います。自分は今回2シーズン目ですが、苦しんでいる時もあった。コーチやチームメイトがプッシュしてくれたり、応援してくれて、自分に自信を与えてくれて感謝しています。残りの2ゲームに関しては楽しみたいと思います。
――次のシーズンもVリーグで戦う予定は?
エスペホ:できれば、このチーム全員で続けて戦いたいと思っている。リーグが終わればナショナルチームに参加しますが、日本のVリーグはとてもハイレベル。どうなるかは分からないですが、またベストを尽くしたいと思っています。
――長友選手と小田嶋選手に。先週のラストホームゲームが終わってからのリモートマッチという環境が違う中でのモチベーションの難しさ、試合の入り方、3,4セット目の火のつくきっかけなどは。
長友:1,2セット目、3セット目に関しては、僕がスパイクミスだったり被ブロックが結構あったので、リズムが掴めないところがありました。途中で入った柳町選手、エスペホ選手が流れを変えてくれた所が、3セット目中盤から逆転して、セットを取れたというところが、一気に流れが変わったのかなと思います。柳町選手が入ってからは、無理なく前に返していたりしたので、そこは僕も見習わないといけない所なのかなと思ったところです。
小田嶋:ホームゲームからリモートからガラッと環境が変わったんですが、最初もお話ししたんですが、自分たちが少しでも成長出来るようにというモチベーションに、安パイなプレーをするんじゃなくて、意図をもってチャレンジしていくというのをモチベーションに戦いました。試合に関しては、なかなか上手く行かないところもあったんですが、スタメンが上手く行かない時は、控えのメンバーが潤滑油として回していければと思っている。今回はそれが上手く行ったのかなと思っています。
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