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インタビュー

2022-10-03 19:08 追加

スポルディング×ビーチバレーボール・池田隼平「ビーチバレーの魅力はすべてのプレーができること。パリ、ロスと五輪も視野に入れて頑張りたい」

ビーチバレー

ビーチバレーの魅力とオフタイムの過ごし方

ビーチバレーの魅力を池田選手に尋ねると、「コートに2人しかいないので、常にボールに触れること。レシーブもトスもスパイクもブロックも全部のプレーができる。自分で拾って打つから、ポジションに関係なく、全部のバレーボール動作がしたい人に向いていると思います。また、会場で観戦する人にとっては観客と選手の距離が近いのも魅力ですね。屋外でDJが盛り上げつつワイワイ楽しむので、お祭りやイベントみたいな感覚の楽しさがあると思います」と話してくれた。

ビーチバレーが盛んなアメリカでは長く現役を続ける選手が多く、日本でも白鳥勝浩選手のように3度の五輪を経験し、40代になっても活躍する大ベテランの選手がいる。池田選手もできるだけ長く現役を続けたいと考えている。「五輪はパリ、そして、その次のロサンゼルスも視野に入れて目指していきたいと思っています」と意気込んだ。
現在は白鳥選手とともにビーチバレープロジェクトを有する株式会社カブトに所属する池田選手。競技人口や観客動員数を増やすための活動も行っていきたいという。

プライベートでは3歳の息子がいて、オフには家族で過ごすことが癒しになっているのだとか。「息子は僕がビーチバレー選手であることを何となく理解しているようです。妻も高校までバレーをしていましたが、子どもは今のところ自分もやりたいとは思ってなさそう(笑) 将来、本人がバレーをやりたいと言えば教えると思いますが、バレーにこだわらず、好きなことをしてほしいと思っています」と語る。オフタイムには映画を観るのも好きで、洋画からアニメまでジャンルにこだわらず楽しんでいるという。

「インドア時代の選手仲間とはまめに連絡をとったりはしないけれど、Vリーグのシーズンになると結果を確認したり、日本代表の試合も観るなど、今もインドアのことは気にかけています」と話す池田選手。将来はスポルディングのユニフォームでインドア代表とともに五輪の舞台に立つ日が訪れることを期待している。

【プロフィール】
池田隼平(いけだ じゅんぺい)
1993年3月5日、熊本県阿蘇市生まれ。中学からバレーボールを始め、鎮西高では春高で2年連続準優勝するなど全国大会で活躍し、ユース(U18)代表にも選ばれる。法政大進学後はU20(ジュニア)代表に選出され、U20アジア選手権大会優勝。大学卒業後、ビーチバレーに転向。今年度は庄司憲右選手とペアを組み、マイナビジャパンツアー2022立川立飛大会、ルナカップで優勝した。2022年後期ビーチバレーボール強化指定選手。株式会社カブト所属。身長190cm


取材・文:高井みわ
写真:中崎武志

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