2022-12-23 09:42 追加
東レ・石川真佑「競った場面で最後に託してもらえる選手にならなければと感じた。勝ち切りたい、自分が決めなきゃいけないという思いがあった」皇后杯決勝コメント
皇后杯 決勝 東レ対NEC 東レ会見コメント
Others / SV女子
12月18日に東京体育館(東京都渋谷区)で行われた令和4年度皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド決勝、試合後の記者会見コメントをお届けする。
NECレッドロケッツ 3(25-14、23-25、25-18、25-23)1 東レアローズ
■東レアローズ
●中島未来主将(リベロ)
決勝戦ではまず自分たちのやるべきことをやろうという気持ちで臨みました。第1セット、相手のサーブでやられることが多く、そこで踏ん張り切れない自分たちの弱さが出てしまったのかなと思います。
第2セットは自分たちでもう1回、元気に明るく1点1点を全力で喜ぼうとしました。自分たちのリズムで入れたところもあったんですけど、やっぱり最後は気持ちの弱さで負けてしまったところがあります。個々としてもチームとしても修正していきたいなと思います。
●関菜々巳選手(セッター)
NECさんはいつも通りのプレーで、いつも通りのようにサーブで攻めて、いいオフェンスをしていました。とても良いチームだったと思います。自分たちは決勝戦ということを意識しすぎて最初の出だしのところもすごく硬かったと思いますし、当たり前のようにやらなければいけないプレーのところでミスが出てしまったという反省があります。
まだコロナ禍の中ですが、皇后杯を決勝戦まで戦い抜けたことにすごく感謝しています。いつも応援してくださる皆様にも本当に感謝しています。
●石川真佑選手(アウトサイドヒッター)
今日の試合は出だしのところで緊張だったりいろんな思いもあって…やっぱり硬さがありました。自分たちのスタート、入りのところができてなかったと感じています。硬さの中でいいプレーが出せなかったと思いますし、自分自身もサーブレシーブのところで崩れてしまうことが多かったので、そこはもう一回修正していかなければいけないところです。
終盤、ああいった競った場面で最後に託してもらえなかったところが自分自身の悔しさでもあるので、やっぱり最後に託してもらえるような選手にならないといけないなと感じました。年明けからリーグも始まるので「最後に託してもらえる選手」になれるように自分自身もう一回見直してやっていきたいなと思います。
――関選手に。NECのサーブに苦しめられた中、どのようにトスを配給していったか?
関:私の持ち味はミドルということを皇后杯を通して言ってきました。パスが返ったときはミドルを中心とした組み立てをしたいと思って試合に臨みました。
試合の中でパスが乱れたときは、そこからレフトのエースへ、しっかり打ち切れる選手がいるのでそこに持って行ってもう一回トランジションで仕留めることを話しました。
でも、Ⅽパスから攻撃した後のブロック&ディフェンスというところで、ちょっと修正点が多かったと思っています。2本目のセットのところで全員がもう少し精度を上げられたら違う展開になっていたかなとも思います。
――石川選手に。試合前日にTwitterで「今の自分のすべてを全力で出し切る、勝つ!」と強い意志表明をしていました。あの時はどのような心境でしたか?
石川:昨年、一昨年と勝ち切れなかったことに対して、今年こそっていう思いがありました。そこで自分自身が…自分が発した言葉にしっかり責任を持つという意味で…
本当に最後を勝ち切りたかったっていう思いと、最後に自分自身が決めなきゃいけないっていう思いがあったので。そういったところで、自分の言葉に責任を持つという意味で発信しました。
――古賀紗理那選手とマッチアップするローテがあったと思います。その感想などは?
石川:やっぱりサリナさんもNECさんのエースで「最後に託される選手」だと思います。その中でしっかり自分がオフェンス、ディフェンスで負けないようにという思いがありました。
私とサリナさん、タイプは違うんですけど、でもやっぱりサリナさんは相手チームの中心選手だなと。自分自身もう一回、チームの中心になることだったり、最後決め切ることも、もっと頑張らなきゃいけないなって感じました。
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