2023-01-14 02:30 追加
WD名古屋・高梨健太「ずっとこっちが苦しい展開を耐えられなかったのが今日の敗因」 V1男子会見
V1リーグ 男子
●高梨健太選手(アウトサイドヒッター)
ずっとこっちが苦しい展開を耐えられなかったのが今日の敗因だったと思います。
●永露元稀選手(セッター)
相手チームのブロックシステムがこちらに対して嵌ったという印象です。
こちらが変える部分を変えられずにそのまま行った結果が敗因に繋がりました。
●山崎彰都選手(アウトサイドヒッター)
サーブで相手が攻めてきてこっちを崩したいというのがありました。
ウチは(相手をサーブで)崩せていなかったので相手がやりたいプレーをさせてしまいました。
こっちができなかったのが敗因です。
――高梨選手に。怪我明けで2連戦を経験して昨日、今日でパフォーマンスの違いはあったか?
高梨:体力的には疲れたところはありませんでした。ミスが多いのは直さなければいけないポイントです。
――プレーの精度が上がらないのは練習が積めていないところがあるか?
高梨:その点は分かりません。
リハビリなどでバレーボールから離れていたのでそこは言い訳にはしませんが、修正をしないといけないと感じました。
――高梨、山崎選手に。S1でクレク選手をライトに移動させて高梨選手がレフトから攻撃する形は今シーズンあまり見られなかったが、やりづらい等はあるか
高梨:やりづらいことはありません。そこ(S1のローテーション)にストレスがかかっていたのでバルトシュをライトに回した方が良いと判断したと思います。
結果的にそこがうまくいかなかったのがあるので修正しないといけないと感じました。
山崎:S1だと前衛3枚(通常だとオポジットがレフト、ミドルブロッカーがセンター、アウトサイドヒッターがライト)で攻撃できますが両サイドがいつものポジションではない(オポジットは通常ライトから攻撃する)です。
昨年は僕がパイプ(バックセンターからのアタック)に参加できていたのですが昨日、今日は攻撃参加ができず、チームに攻撃で貢献ができませんでした。
そこは(ローテーションが)回りづらいのもありますが僕も攻撃に入って攻撃の選択肢に入れるように練習をしないといけないと思いました。
――山崎選手に。自身のコンディションはどのように捉えているか
山崎:年明け前に比べるとパフォーマンスが落ちてしまっています。
練習、トレーニングをしてパフォーマンスを上げていきたいです。
――山崎選手に。オールスター前から髪色を変えているが?
山崎:髪色はオールスターの前日にいつも行っている美容師の方にやってもらいました。
その時にブリーチと色を入れてもらいました。今は入れていた色が落ちてきてだんだん金髪のようになっています。
青色で入れてもらいたいというのを伝えていましたので僕は青とわかるのですが、オールスターでファンの方が撮った写真を見ると緑色っぽく見えることが多かったです。
ファンの方から「緑色似合っていました」「クリスマスカラーですね」などコメントを頂いたんですが…違うんだけどな思いましたがそういう風に見えるのかなと思っていました。
光の当たり具合で見え方が変わってくるのかなと思います。
――永露選手に。今シーズン王(東宸)選手が加わって気持ち、トス(セット)回しで変わった部分は?
永露:彼はポテンシャルが高く、クイック、ブロックは彼も武器だと思っていると思います。
そこをうまく使っていきたいです。そこはコミュニケーションを取りながらやっています。
王ちゃんも日本に慣れてきてコンビもあってきていると思っています。
これを継続していきたいです。
――サントリーに対するトス回しで気にしている点は?
永露:あまりサントリーさんだからとは意識していないです。
どうブロックがついているか、どこのポジションが一番決まっているのかチームによって変えるのではなく自分たちがどうやったらうまくいくかを常に考えながらやっています。
昨シーズンの(サントリーとの)対戦では悔しい思い(ファイナルでゴールデンセットまでもつれ込んだが敗戦)をしましたが、そこを経験として試合に生かしているところです。
継続してやっていきたいと思います。
――監督が今シーズンから交代したがから求められていることは?
永露:これはやってはダメというのはありますし、これをやって欲しいというのはありますが昨シーズンとはあまり変わらずにやっています。言われることも似ています。
やりやすくやっています。
――スパイカーを生かすところは変わらないか?
永露:そこは変わりません。スパイカーを気持ちよく打たせるのが第1だと思っていますので軸は変わっていません。
――やってはいけないことは?
永露:戦略にかかわるのでここでは言えません。トスにとって大事なことが(スパイカーに)しっかり打たせることです。まずはそこを意識してやっています。
写真:黒羽白
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