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バレーボールマガジン>会見・コメント>230試合達成の埼玉上尾・山岸あかね主将「思い出の試合は岡山との入替戦と3年前の3位決定戦」、姫路・セレステ・プラク「私の役割はスパイクで点をとることと、チームを元気づけること」 V1女子会見

会見・コメント

2023-03-11 07:49 追加

230試合達成の埼玉上尾・山岸あかね主将「思い出の試合は岡山との入替戦と3年前の3位決定戦」、姫路・セレステ・プラク「私の役割はスパイクで点をとることと、チームを元気づけること」 V1女子会見

SV女子

■ヴィクトリーナ姫路

●プラク・セレステ選手(アウトサイドヒッター/オポジット)

まず最初にゲームの出だしが私たちの方は良くなかったと思います。もっと、コミュニケーションをよく取るべきでした。対して、埼玉上尾さんはサーブもとても強いし、ブロックも高かったです。で、それに対して、どういうふうに解決していくかというのが、最初の方はできていなかったと思います。
3セット目は持ち直してきましたが、中盤から状況が悪くなってしまいました。

●田中咲希選手(オポジット/ミドルブロッカー)

今日の試合では、埼玉上尾さんはブロックのいいチームということが第一印象にあった中で、 この1週間の練習に取り組んできました。高いブロックに対しての決め方だったり、パスをしっかり返して、攻撃を分散していかないと苦しくなることはわかっていましたが、相手のサーブもよくて、そこでまず崩されて、攻撃が限定されてしまったことで自分たちのいい展開を作れなかった敗因かなと思っています。
個人としては、ここ数試合、スタートからではなく、後発で入ることが多かったのですが、自分の中で後から入る分、周りよりもフレッシュにしっかり声を出すなどで後押しできるように心がけていました。そこを最初だけじゃなくて、最後までやり通すことが、私自身はできていなかったと感じています。

――田中選手に。オポジット、ミドルブロッカーと2つのポジションをこなしていく中で、それぞれに応じて、自分自身で心がけていることや工夫していることはありますか?

田中:ポジションによって何か変えるということはなく、自分が入る理由としては攻撃で点数を取ってほしいと監督からも指示があって、そこの部分で貢献することだと思っています。今日の試合は最初の2枚替えの時はよかったけど、相手に対応され出した時に決めきれないことが多かったです。なので、そこはやっぱり自分の中ではコートに入っている理由として、点数をまずしっかり取るということを一番に考えるようにしています。

――今日は相手のサーブがよかったですが、パスヒッターの立場で、どのような形で周りとコミュニケーションを取って、対応しようと考えましたか?

田中:ここ最近、オポジットで入ることがあまりなくて、サーブレシーブも入っていなかったのですが、その分、リベロの花井萌里選手などがコミュニケーションを取って、取る範囲を相手が打ってくる前にしっかり決めて連係がとれていました。そのおかげでそこまで崩されることはなかったのかなと思います。

――プラク選手に。サーブレシーブが崩れた時は攻撃を託されることが多いと思います。今日も高いブロックのところで、あまりいい体勢ではない中で打つ場面がありましたが、どのように対応されていましたか?

プラク:もちろん、自分としてはAパスなどいいパスからの攻撃がしやすいですが、今日は相手のサーブがとても良かったので、それは難しかった。でも、そういうハイボールで点を取ることが私の責任だと思っています。例えばレセプションでも、Cパスになってしまった時には「じゃあ、私が打ちます。その代わり、みんなは打った後のフォローお願いね」と。こういうふうに助け合うことが、とても重要だと思います。チームワークがとても大事です。

――プレーの質が勝敗に繋がってくるポジションだと思いますが、そこをどう捉えて、どのようなプレーをしたいと考えていますか?

プラク:私は一人でプレーをしてるわけではないので、どんな場合でも、私一人に頼るのは良いことではありません。実際に私が十分ではない時も、姫路はいい試合をしていることがあるので…。
私の姫路での役割はスパイクで点を取るということ、チームを盛り上げるということがあります。チームがいい状況であろうが、悪い状況にあろうが、自分は責任を果たして、アドバイスをしたり、チームを元気づけたりすること。それが私の役割だと思っています。
自分に役割が与えられているということは、スタッフや選手、ヴィクトリーナのチームが私を信頼してくれているということだから、それが逆に自分にとって勇気や力になります。

――両選手に。3連勝もありましたが、今の姫路のチームの状態をどのように捉えていますか?

田中:3連勝して、自分たちが勝っている試合は、強みである粘りがいちばん出た試合が勝利の結果にも繋がっていると思います。ブロックに捕まっても、いつもだったらそこでしっかりフォローに入って、もう一度攻撃までしっかり繋げて点数を取れていたところが、今日のように負け出してしまうと、足が止まってしまって、 自分たちのプレーができなくて、どんどん縮こまってしまう。やはり3連勝した時のイメージ、自分たちがどこが良かったのかっていうのをもう一度自分たちで振り返って、明日以降の試合に繋げていきたいです。

プラク:私は姫路はいいチームだと思っています。実際にデンソーやKUROBE、JTにも勝ちました。 ただ、悪い点としては、ちょっと状況が悪くなると、ドミノ倒しのように行ってしまうところがあって…。でも、コミュニケーションをし続けて、お互いに助け合って、いいサーブを続けている限りは、とてもいいチームだと思います。現時点では最下位にいますが、私はそれが自分のチームにふさわしいとは思っていません。たくさん上達したり、改善するところがまだあると思います。

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