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会見・コメント

2023-06-09 17:42 追加

群馬銀行・藤原愛 現役引退コメント「自分は幸せな空間にいました。SNSの写真を見て『私たちこんなにかっこいいんだな』って。今後は子どもの頃からの夢に進みたい」

V2/V3 女子

ーーここまでの自分を振り返って、プレーヤーとしての自己評価は? 1年目は古市彩音主将がリーグ中に負傷、急遽正セッターを任されましたね。

藤原:1年目にセッターが自分1人だけになってしまった時も、2年目のシーズンの時も、まだVで通用する力がないなと実感していました。それは必ずしもマイナスの意味ではなくて、足りてないものを多く感じるって、逆にすごく伸び代があるんだなと思っていて。
2年目は試合に出る回数が少なかったんですけど、その代わりセッターの2人(古市彩音、 松尾奈津子選手)を見たり他の選手を見る機会がすごく多くありました。3年目でまた試合に出て…2年目に見る機会が多かったのが自分にとってプラスになっていて。試合に入った時に「あっ、この人ならこうするかもしれない」と思うことができて。緊張しいなので、試合に出ると緊張してしまうんですけど(笑)

今年はいろんなことが変わりました。チームが変わるとやっぱり自分も変わらなければいけない。でも、私はそれがすごく楽しかったんです。それに自分だけじゃなくて、どのチームの試合を見ていても群銀って楽しそうだな、と。SNSに載せてくださるファンの方の写真を見て「群銀の選手カッコイイ」みたいな。

ーー思わずファンの目線になっちゃう?

藤原:はい。私たちって試合中こんなにカッコイイんだなって(笑)。

ーーセッターとしてやり切った感は?

藤原:先輩方や他のチームのセッターと比べてもまだ全然実力が足りていないと感じていて、そこはちょっと心残りというか、もっといけたんじゃないかって思う時は…ありますね(笑)

ーーファンとチームにメッセージを。

藤原:私はコロナ禍でリーグが大変な時期の試合出場でしたが、その中でもたくさんの方に応援していただきました。
ホームゲームが無観客試合になることも多かったですが、今回のファン感謝祭のように緑色がいっぱいの体育館で皆さんの前に立てるのはとっても楽しかったですし、たくさん応援してもらっていて、その応援がすごく自分たちの力になっているんだなって実感できた3年間でした。
私はバレーボールを引退するんですけど、これからは群銀のファンとして皆さんとチームを応援していくので、引き続き群馬銀行グリーンウイングスをよろしくお願いいたします。

チームには試合中、たくさん迷惑をかけてしまいました。自分はこのチームじゃないとやっていけなかったというか、Vリーガーとしてプロフェッショナルな厳しさと向き合う中で、チームの選手やスタッフの優しさに救われてここまでやってこれました。
本当にこのチームは明るくて、私はそれが大好きです。これからもグリーンウイングスが大好きだし、今までのバレー人生の中でも一番の楽しい思い出をたくさん作ってくれました。
本当に感謝しています。ありがとうございました。

撮影 堀江丈

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